現在、装備換装仕様(OGKフリーキャリアシステム)は下の3つを使い分けている。
・増槽PAC(25L)
NM4 装備換装機構搭載=増槽PAC - 雨ニモマケズ (hatenablog.com)
・資材運搬PAC(26L+α)
NM4 装備換装機構=資材運搬PAC - 雨ニモマケズ (hatenablog.com)
・早期警戒PAC(AEW-PAC)(10L)
◆NM4 装備換装機構=早期警戒PAC(AEW-PAC) - 雨ニモマケズ (hatenablog.com)
NM4 装備換装機構は上記の3種類で運用していたのだが、また他のNM4オーナーの方の積載に影響を受け始めた。
まあステキ
【NM4】外観イメージを保ちつつ積載アップ - YouTube
バイクっぽくないのがいいね。
実用性も兼ねているのがまた良い!
容量25L位で満足してちゃ駄目だ!!
と無駄にやる気になったので、資材搬送pacをバラし新たな換装pacを作成する。
容量だけであれば一番お手軽なのは市販100Lのトップボックスを搭載する事。
しかしそんな普通のポン付けじゃカスタム感出ないような気がするので、『デザインが気に入った物』の中から、下記の条件でボックス単体から探す。
◆コンセプト
「見た目重視」+「そこそこ大容量」+「使い勝手ヨシ」
◆条件
1,空重量4kg以下目標・・・タンデムシートに跨ぐ為にキャリア重量制限(4kg)は緩和するが可能な限り軽く。
2,防水性ある事・・・少なくとも雨でカバー掛ける等の対応はしたくない。
3,脱着容易な事・・・ワンタッチ脱着(シートバックの様な手間は避ける)。
4,容量50L以上(増槽PACの倍)・・・最低これ位ほしい。
選考の末、最後に残ったのがコイツラ。
90L
・[UBRAVOO] 大型スーツケース TSAロック付 大容量92L 耐衝撃 イエロー 76*39*37cm タイヤ付き
60L
・Kreikvrl 収納ボックス大容量 防水 耐落下 折り畳み式(60L+貯水袋,59*39*29cm) タイヤ無し
最初に上のヤツを入手し『ファスナー部だけ非防水ってどうなん?』と思っていたが、バイクに乗せてみてその大きさに挫折した。
あまりにも大きすぎてバランス悪く不格好すぎる。
キャリータイヤ付きはとても実用性高いのだが。
と悩んでいて下のを見つけた。こっちにタイヤは無いが、考えると部屋から駐輪場まで小さなキャリーカートに乗せて運べば必ずしもタイヤ無くても良いじゃんと気が付いたのだ。
結局二つ並べてみて、見た目の良い60Lの方を搭載してみる事にした。
◆NM4 長期作戦行動パック・・・合計約70L
60L=Kreikvrl 収納ボックス大容量 防水 耐落下 折り畳み式(60L+貯水袋,59*39*29cm)
・左右にツールボックス5Lx2装着。
・サイドにフック掛けを追加し、コンテナ上にロープやネットで積載も可能に。
・バックレスト追加。
今は天板が木目に変わってるね。↓
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09V2QJLWT/ref=ox_sc_saved_title_1?smid=AJME1G27ZDLLE&th=1
重量は5.2kg。
目標+1.2kgとなったのはツールボックス2個で1.5kgが大きい。
増槽pacのような軽い奴も考えたが、あれは鍵無いし防水も止水ファスナーで頼りないから。
計画通り縦長形状を縦置きでタンデムシートとキャリアに跨って搭載する。
完全に一人乗りとなるがタンデムシート側にBOXの重心が来るよう積載すればキャリア剛性は心配しなくていいだろう。
ボックスの前下にあるベルトは万が一の為の『落下防止ベルト』。
積むときは、まずこれをシートに引っ掛けてBOX下部のOGKフリーキャリアシステムアダプタをキャリアにセットし固定する(必用なら南京錠でロック)
格納式BOXなので合わせ目が非防水だが、付属の貯水袋をセットすれば実質完全防水。
横にツールボックス追加したので折り畳みは不可となっている。そのうちシーリングして完全防水にしたい。
駐輪場までの搬送は小さいキャリーカートにピッタリ乗る。
この箱自体は大きさの割に軽いが荷物を入れたら部屋から駐輪場に運ぶのも面倒だからね。
〇インプレ
容量60Lは結構入る。市販トップケースだと45Lでもメット2個入るが、これはメット2個入れてもスカスカである。
この容量に物を満載すると20kgとかになるかな。
単独でキャリアに積むとデイトナウイングキャリア耐荷重(4kg)の5倍!?
まあ常時積載想定で安全率3倍は見ているだろうから、たまにしか積まないなら倍の8kgは余裕で行けるだろうが5倍は無理すぎる。
※キャリア材質がアルミなだけに破損時は『曲がる』のではなく『折れる』。
想像するのも嫌だが「走行中後続車へ巨大爆雷投下」したくないが、重量を分散すべくキャリアとタンデムシート(畳んだバックレスト)に跨いだ積載にしたのでその不安は小さい。
(例え20kgの半分でも10kgだが重心を前よりで積めばもっと軽く出来る)
万が一を想定し落下防止ベルトも付けたが、走行振動で箱の前端が上下するのを規制する効果もあるようで、キャリアへの負荷も減らしてくれているようだ。
ベルトをタンデムシートに引っ掛けるだけなので積載時の手間も無い。
大物も入るよう大きな箱にしたので、部屋で荷物をBOXに詰め込み出発時にバイクに運んで載せるだけ。
しいて欠点を上げれば、箱が大きい分玄関のドア出したりが少し面倒だがその程度かな。
天板が走行振動でカタカタ煩かったので天板へクッションを貼りまくり低級音を無くした。
バックレストを畳んだ状態だが、箱に付けた背もたれ(走行時に背中に当たる良い位置に合わせた高さに調整し接着した)が非常に良い。
平面な上面に物を積んで固定できるよう左右に付けた荷かけフックは、キャンプ等行くなら銀マットやテントなど箱に入らないサイズの長物も固定する事が出来る。
(雨ざらしになるので濡れても良いもの限定)
ボックス上も含めればMAX90L位は積め、プラスNM4純正サイドパニア左右15Lもある。
しかし積載量は普通のフルパニアに劣る。(計110L前後,トップケース40L+サイドパニア35Lx2)
しかし勝るメリットが3つある。
①大物も入れられる(大容量60Lx1で、上にも同面積の積載スペース有)
②荷物の運搬が楽(この1つを部屋からバイクに運ぶだけ)
③ワンタッチ積載(OGKフリーキャリアシステム30秒取付け)
フルパニアだとこれが大変そう。
①大物は入らない。(パニア3つに分割積載。最大でもトップケースサイズ)
②箱をバイクまで運ぶの大変。(箱3つを運ばなきゃいかん)
③積むのが大変(3つの箱をチャンガチャンと積載しロックしなきゃならん)
ボックス常時取付にすると、箱サイズのバック3つを準備し荷物入れてバイクに運びボックスへ積む。うんやはり面倒。
中にはフルパニアのトップケースだけで100Lとかもいるが最大積載量を競いたい訳じゃない。
「見た目重視」+「そこそこ大容量」+「使い勝手ヨシ」という目的は達成した。
あとは出来れば蓋に鍵を付けたいな。