雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

◆NM4 装備換装機構=資材運搬PAC→長期作戦行動PAC(キャリア/パニアケース)

現在、装備換装仕様(OGKフリーキャリアシステム)は下の3つを使い分けている。

 

・増槽PAC(25L)

NM4 装備換装機構搭載=増槽PAC - 雨ニモマケズ (hatenablog.com)
・資材運搬PAC(26L+α)

NM4 装備換装機構=資材運搬PAC - 雨ニモマケズ (hatenablog.com)
・早期警戒PAC(AEW-PAC)(10L)

◆NM4 装備換装機構=早期警戒PAC(AEW-PAC) - 雨ニモマケズ (hatenablog.com)

 

NM4 装備換装機構は上記の3種類で運用していたのだが、また他のNM4オーナーの方の積載に影響を受け始めた。

 

 

まあステキ

【NM4】外観イメージを保ちつつ積載アップ - YouTube


バイクっぽくないのがいいね。
実用性も兼ねているのがまた良い!

 

 

容量25L位で満足してちゃ駄目だ!!

と無駄にやる気になったので、資材搬送pacをバラし新たな換装pacを作成する。

 

容量だけであれば一番お手軽なのは市販100Lのトップボックスを搭載する事。
しかしそんな普通のポン付けじゃカスタム感出ないような気がするので、『デザインが気に入った物』の中から、下記の条件でボックス単体から探す。

 

◆コンセプト

「見た目重視」+「そこそこ大容量」+「使い勝手ヨシ」

 

◆条件
1,空重量4kg以下目標・・・タンデムシートに跨ぐ為にキャリア重量制限(4kg)は緩和するが可能な限り軽く。
2,防水性ある事・・・少なくとも雨でカバー掛ける等の対応はしたくない。
3,脱着容易な事・・・ワンタッチ脱着(シートバックの様な手間は避ける)。
4,容量50L以上(増槽PACの倍)・・・最低これ位ほしい。

 

 

選考の末、最後に残ったのがコイツラ。

 

90L
・[UBRAVOO] 大型スーツケース TSAロック付 大容量92L 耐衝撃 イエロー 76*39*37cm タイヤ付き

   

60L
・Kreikvrl 収納ボックス大容量 防水 耐落下 折り畳み式(60L+貯水袋,59*39*29cm) タイヤ無し

   


最初に上のヤツを入手し『ファスナー部だけ非防水ってどうなん?』と思っていたが、バイクに乗せてみてその大きさに挫折した。

あまりにも大きすぎてバランス悪く不格好すぎる。

キャリータイヤ付きはとても実用性高いのだが。


と悩んでいて下のを見つけた。こっちにタイヤは無いが、考えると部屋から駐輪場まで小さなキャリーカートに乗せて運べば必ずしもタイヤ無くても良いじゃんと気が付いたのだ。


結局二つ並べてみて、見た目の良い60Lの方を搭載してみる事にした。


◆NM4 長期作戦行動パック・・・合計約70L

60L=Kreikvrl 収納ボックス大容量 防水 耐落下 折り畳み式(60L+貯水袋,59*39*29cm)
・左右にツールボックス5Lx2装着。
・サイドにフック掛けを追加し、コンテナ上にロープやネットで積載も可能に。

・バックレスト追加。

今は天板が木目に変わってるね。↓

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09V2QJLWT/ref=ox_sc_saved_title_1?smid=AJME1G27ZDLLE&th=1

 

重量は5.2kg。

目標+1.2kgとなったのはツールボックス2個で1.5kgが大きい。

増槽pacのような軽い奴も考えたが、あれは鍵無いし防水も止水ファスナーで頼りないから。

 

計画通り縦長形状を縦置きでタンデムシートとキャリアに跨って搭載する。

完全に一人乗りとなるがタンデムシート側にBOXの重心が来るよう積載すればキャリア剛性は心配しなくていいだろう。

ボックスの前下にあるベルトは万が一の為の『落下防止ベルト』。

積むときは、まずこれをシートに引っ掛けてBOX下部のOGKフリーキャリアシステムアダプタをキャリアにセットし固定する(必用なら南京錠でロック)

 


格納式BOXなので合わせ目が非防水だが、付属の貯水袋をセットすれば実質完全防水
横にツールボックス追加したので折り畳みは不可となっている。そのうちシーリングして完全防水にしたい。

駐輪場までの搬送は小さいキャリーカートにピッタリ乗る。

この箱自体は大きさの割に軽いが荷物を入れたら部屋から駐輪場に運ぶのも面倒だからね。

 

 

〇インプレ

 容量60Lは結構入る。市販トップケースだと45Lでもメット2個入るが、これはメット2個入れてもスカスカである。

この容量に物を満載すると20kgとかになるかな。

単独でキャリアに積むとデイトナウイングキャリア耐荷重(4kg)の5倍!?

まあ常時積載想定で安全率3倍は見ているだろうから、たまにしか積まないなら倍の8kgは余裕で行けるだろうが5倍は無理すぎる。

※キャリア材質がアルミなだけに破損時は『曲がる』のではなく『折れる』。

 

想像するのも嫌だが「走行中後続車へ巨大爆雷投下」したくないが、重量を分散すべくキャリアとタンデムシート(畳んだバックレスト)に跨いだ積載にしたのでその不安は小さい。

(例え20kgの半分でも10kgだが重心を前よりで積めばもっと軽く出来る)

万が一を想定し落下防止ベルトも付けたが、走行振動で箱の前端が上下するのを規制する効果もあるようで、キャリアへの負荷も減らしてくれているようだ。

ベルトをタンデムシートに引っ掛けるだけなので積載時の手間も無い。

 

 

大物も入るよう大きな箱にしたので、部屋で荷物をBOXに詰め込み出発時にバイクに運んで載せるだけ。

しいて欠点を上げれば、箱が大きい分玄関のドア出したりが少し面倒だがその程度かな。

 

天板が走行振動でカタカタ煩かったので天板へクッションを貼りまくり低級音を無くした。

 

バックレストを畳んだ状態だが、箱に付けた背もたれ(走行時に背中に当たる良い位置に合わせた高さに調整し接着した)が非常に良い。

 

平面な上面に物を積んで固定できるよう左右に付けた荷かけフックは、キャンプ等行くなら銀マットやテントなど箱に入らないサイズの長物も固定する事が出来る。

(雨ざらしになるので濡れても良いもの限定)

ボックス上も含めればMAX90L位は積め、プラスNM4純正サイドパニア左右15Lもある。

 

しかし積載量は普通のフルパニアに劣る。(計110L前後,トップケース40L+サイドパニア35Lx2)

 

しかし勝るメリットが3つある。

①大物も入れられる(大容量60Lx1で、上にも同面積の積載スペース有)

②荷物の運搬が楽(この1つを部屋からバイクに運ぶだけ)

③ワンタッチ積載(OGKフリーキャリアシステム30秒取付け)

 

フルパニアだとこれが大変そう。

①大物は入らない。(パニア3つに分割積載。最大でもトップケースサイズ)

②箱をバイクまで運ぶの大変。(箱3つを運ばなきゃいかん)

③積むのが大変(3つの箱をチャンガチャンと積載しロックしなきゃならん)

ボックス常時取付にすると、箱サイズのバック3つを準備し荷物入れてバイクに運びボックスへ積む。うんやはり面倒。

 

中にはフルパニアのトップケースだけで100Lとかもいるが最大積載量を競いたい訳じゃない。

 

「見た目重視」+「そこそこ大容量」+「使い勝手ヨシ」という目的は達成した。

 

あとは出来れば蓋に鍵を付けたいな。

コミネさんへ要望= 電熱インナージャケット EK-317 『着膨れせず暖か最強防寒装備』だが・・・

初めに、ここで書レイヤーの定義は下記です。

①ベースレイヤー(下着/肌着)

②インナー(下着の上に着るシャツ等)・・・コミネK-317はココに当て嵌まる。

③ミドルレイヤー(セーター/フリース等)

④アウター(ジャケット/ウインドブレーカー等)

 

コミネ12V電熱インナーEK317は性能的には完璧だが、

唯一の重大欠点を改良してみた。

 

 

◆EK317の特徴
胸と背中に加え腕まで暖かく、12V車両給電でモバイルバッテリー残量などを気にしなくていい
・生地が薄く着膨れしない。ピッタリ革ジャンの下にも着れる。革ジャンの下はコレと下着だけでも関東平野の冬は余裕。
・電熱グローブへ給電用のコード内蔵で12V電熱グローブがコード追加無しで使用可能。

・防風生地なのでジャケットからの隙間程度はシャットアウト

komineshop.shop21.makeshop.jp

 

 

しかし一つだけ重大な欠点がある!


◆重大欠点

スソ(着丈)が長い!!!インナーなのにスソ長すぎ。

 

163cm/59kmだが裾がほぼ股下に来るジャケット以上のスソ丈!!
おかげで操作スイッチは股下までビローン!!

 

俺の体形が特殊なわけじゃない(と思う)。

肩幅ほぼピッタリで電熱ウェアはウーマンL(メンズMより少し細身)を着用。

体にフィットした方が電熱の恩恵を受けやすいからね。

コミネEK-317 サイズチャート

これでもメンズMより着丈1cm短いんだけども・・・

 

着丈長すぎ・・・・

インナーだよ?コミネさんインナーの裾こんなに長くする理由なに??
丈長めのジャケット着てもスイッチはジャケットの下に出るので電熱スイッチ操作性は良いとも言えなくもない・・・が弊害がある。

 

〇弊害

1.ジャケットからスソがはみ出て超カッコ悪い。

SHCOOTクラシックレーサー(白)とKADOYAブラックスター(黒)・・・

 

ショート丈ジャケットは絶対着れない。

つかロング丈のクラシックレーサーですらスイッチどころかインナーのスソ自体の方が長い・・・こういうモノ???

しかも細身ジャケットだとはみ出た分を押し込むような余裕はない。

 

2.雨でスイッチがカッパに隠れずビショ濡れ。

これだけ長いと、カッパ着てもスイッチがカッパの下に出てしまう。

結果、スイッチが雨に濡れ染みてきて腹全体びっしょりになる。(実話)

対策としてはスソとスイッチをカッパのパンツにインする事になるがスイッチ操作は不可能になる。

 


あまりに不便なので対策してみた。
2段階に分けて対策したので記録として残す。

 

 


◎対策=①段階

・前部以外をショート化。
近所のお直し家さんでショート化してもらった(2000円くらいか)
ファスナーとスイッチ部は切れないので前は残す。(切断部のカーブは湾曲させた方が良いとのことで下記の形状に)


そのままだとカッコ悪いけど、ショート丈ジャケットでも前部分を押し込めるようになった(短くする前は不可だった)。

 

ただ、気が付くと下にボローンしてたりするし、ジャケット着る度に毎回押し込むのが少し面倒だった


◎対策=②段階

・前部もショート化。(前ファスナー付近で13cmほど短くした)
寸法はカドヤのブラックスターLサイズに合わせて決定。

毎回スイッチ部を畳んで押し込むのが面倒なので自分で切って縫った
ファスナー部分だけは切れないのでそのままだがファスナー部のみなら簡単にパンツイン出来る
スイッチは移植して横に移動。(電熱パンツとの誤操作防止の為。電熱パンツスイッチが前寄り/電熱シャツスイッチを横寄りに)
電熱シャツにあったコード収納用内ポケット&腹の左右ポケットは撤去。(インナーウェアのポケットなど使わん)

 


◎対策効果

・ブラックスターLサイズを着るとスソはピッタリ隠れ、青○部の腰にあるスイッチ出代も丁度いい

スソは見えずスイッチ出代ピッタリ

指差しているのは電熱インナーパンツEK-113のスイッチ。こっちは短いんだよなあ···知らないうちに裾で押して強度変わってたりする。

 


Mサイズだと少しスソが出るが、この程度ならジャケットに押し込める。

 

 

スソ長いジャケット着るとスイッチまで隠れスイッチ操作性は多少悪くなる
・雨でレインウェア着てもスイッチ部分は隠れて濡れないパンツインしなくていいので雨走行時もスイッチ操作可能になった。
MA-1タイプのジャケットと合わせても、スソ自体はジャケットに隠れスイッチのみ出る感じで非常に良い。


だいぶスソが短くなったが防寒性はほぼ変わらん(インナーの裾が長くなければ寒いようなジャケットは持ってない)

 

これでどんなジャケットの下にも着れる完璧な電熱インナーになった。

カドヤ MAX−Wを着てもピッタリ!

(スイッチは正面側がパンツ、側面側がシャツ)

↓革ジャンのペイントはチャリブラさん

プロフィール / X (twitter.com)

 


元々電熱用品に期待→電熱の発熱性能であって、防風性能はアウター、保温性はアウターとミドルレイヤーで賄うものだ。
つまり電熱インナーに保温性/防風性など不要なのよ。

 

もちろん防風性も保温性も無いよりはあるに越したことはないが必須機能じゃない。
それにより厚み増加で着膨れするとか、スソ出てみっともないというデメリットの方が大きい

※防風/保温性を持たせた方が電熱の暖かさを感じやすく電熱強度を弱くできるのでバッテリー消費が少ないというメリットはあるが、12V車両給電のEK-317には関係ない

 

 

 

電熱インナーEK-317は、ミドルレイヤーの保温性が不要な程に電熱能力高いので従来のミドルレイヤー代わりに使える。

※さすがに氷点下だと保温機能を持ったミドルレイヤーかアウターが必要。

ベースレイヤー+EK317+革ジャンだと電熱強なら走れるが長時間走行は辛い。

 

 

 

『暖かいのに薄い』=『暖かく着膨れしない』という素晴らしい商品だ。

 

①『十二分な電熱性能』

②『着膨れぜず見た目を良くする機能』

この二つが最大の商品性。

ポケットなど厚みとなるものは②を損なうので不要であり、
長いスソなど見た目を損なうものも②を損なうので不要なのだ。

 

付加価値つけた事で本来の性能を下げてしまっては本末転倒。

 

 

 

コミネさん、買い替える度に加工するの面倒なんで是非ショート丈タイプの開発をお願いします。

バイク乗る時プロテクターは必須か?

基本的にバイクに乗る時はフルプロテクター。

↑すいませんテンション上がりました

 

以前『使ってますか?バイク用胸部プロテクター』という記事を書いたが、

使ってますか?バイク用胸部プロテクター - 雨ニモマケズ (hatenablog.com)

最近youtubeとかでバイクに乗る時の服装について少し盛り上がっていた。

 

半袖やプロテクター無しで乗るのはケシカランのか、それとも個人の自由なのかと。

『自分の認識が世間の常識=正義』と思いこんだ正義マン症候群の人が発作でも起こしたのだろう。

 

 

個人的な考えは以前記事に書いた通りになる。
-
『命や人生よりファッションや気軽さ優先なら半帽短パンアロハでも良いんでないかい。』

別に自分を除外して言っている訳でもない。


自分だって半帽/半袖/デニムで乗る事もある。

あまり無いが、近所のバイク屋にバイク持ってく時とか。

 


当然そんな時は事故しないよういつもより安全に気を使い、道交法/マナー厳守でゆったり走る。
それでも事故しない保証が有る訳ではないので、その時は『命や人生より気軽さ優先』しているという訳だ。

 

人によっては制限速度大幅オーバーしない限りプロテクタ不要とか、自分は安全運転で事故しないから半袖半ズボンで良い。という考えの人もいるだろう。

でも、プロテクターしたってバイクに乗る楽しみも利便性も変わらない。

じゃあ『プロテクターしない理由は?』→『面倒だから』しかない。

※金が無い。というのは調べるのが面倒なだけ。新品でも3000円*(中古ならその半額)で買える。

 

面倒を避け気軽さを優先(安全性上げるよりも)しているのだね。

気軽さも大事なメリットだ。

 

 

結論=プロテクタ付ける条件は人によって違う。

 

 

極論だが上下レザーのフルプロテクターで道交法厳守したってダンプカーに突っ込まれて挟まれれば命はない。それを防ぐには『体剥き出しのバイクでなく車に乗れ』になる。(車だって安全とは言えないが生き残る率ははるかに高い)


しかしそれを言うと『バイクでなく徒歩だって同じ』になるね。

車道にいる分徒歩寄りは不利かな?

 

個人的に、一般道を制限速度内で走るならバイクの危険度は自転車とあまり変わらないと思っている。

クロスバイクでも30km/hは楽に出るが、自転車用ヘルメットはバイク用ヘルメットの数分の一の強度(重量はバイク用の1/5以下しかない)しかない。
  原付を超える40km/h以上が普通に出る(下りなら60km/h超・・)ロードバイクは速乾性重視のピチピチタイツの様なものを着る。裸よりマシ程度の防御力だ。
それと比べれば半帽/半袖/デニムの方が安全性高いだろう。

 

 

 

リスクゼロを求めるとバイクどころか自転車や徒歩ですら外出なんて出来ない。シェルターに引き籠るしかなくなってしまう。

 

 

 

 

・生きてる限りリスクゼロにはならん。

・リスクよりリターン重視する事もある。

・それでもなるべくリスク減らしたいなら防御力高くする。

 

というだけの話なんだ。

(安全性高くする為の閾値が人によって異なるだけで)

 

 

「業界の胸部プロテクタ着用推奨活動」に反するので言うのも少し後ろめたいが、プロテクター無しで乗っても良いんだよ。

 

ノーヘル自転車やゴミのポイ捨ての方が10倍以上重い罪と言える(明確な法令違反)。

所詮プロテクタ未着用はモラル無視レベルよ。

モラル無視を批判する位なら、ゴミや吸い殻ポイ捨てするバイカー/イエローカットで危険走行するバイカーを批判したらどうかな。

 

バイク乗りはそういう奴ばかりと思われるのは実害のある迷惑なの。

何度も言うが明確な違反行為なんだからさ。

 

 

 

 

 

ちなみにバイク乗らない人には『そもそもなんであんな危ない物乗るの?車にすれば?』と良く言われる。

 

30年以上前免許取った時から解ってます。

 

 

 

リスク以上のリターンが有るから乗ってるんですよ。

 

バイクに乗るリスクに見合ったリターン・・・

乗らない人には説明したって分からんと思うが楽しいからだ。

 

楽しいってのは大事だ。

それに対する苦労や刺激も大事。苦労して汗流して痛い思いもして楽しいから価値がある。

 

何の苦も無く刺激もなく何かが上手く出来たってそんなの楽しくも何ともない。

ゲームでスタート時点から最高レベル最強装備でラスボス倒して開始から10分でエンディング見るようなもので全く面白くない。

(最近そういう漫画多いけど)

 

危険というのは刺激でもあり楽しさと表裏一体な面もある。

限度はあるしその程度は人によって千差万別だが、刺激が皆無より程よい刺激が有る事の方が楽しく感じるだろう。

 

少しでも危険が無い趣味を選ぶという考えもあるが、自転車だってスキースノボだってゴルフだって、屋外遊戯で危険じゃない物なんて無いでしょ。

キャンプで倒木だったり熊だったり登山なら噴火とかあったね。外で動く限り何かしら危険の可能性はある。

 

屋内遊戯とかの趣味を選べばいいんだろうが、趣味テレビとかyoutube鑑賞とか

健康にも精神的にも良くない。

心も体も酷使しないと錆びるのだよ。

 

 

バイクは体剥き出しの分だけ刺激を体感出来るから楽しいんだろう。(それが危険の原因でもあるから背反だ)

 

 


良く『バイクは危なくて暑くて寒くて濡れて汚れて疲れて楽しいの?』

とも言われるが常に窓の中にいるような快適な環境で、例えばVRゴーグルで世界一周して楽しい?

 

それで満足するならむしろ羨ましくすらある。

 

 

 


リスクがあるからより真剣に楽しむ。その脳への刺激(ストレスと幸福感)が脳を活性化させアンチエイジングに効果があると言われているのではなかろうか。

 

豊かな生には適度な刺激が必要なのだ。

 

 

でも死亡や大怪我のリスクを減らしたかったらプロテクタ推奨。プロテクター無しで事故って内臓やられて死亡しても文句言わない、親兄弟に文句も苦情も言わせないなら自己責任だ。

代車はニンジャ1000

NM4の外装修理&リアタイヤ交換の為にバイク王へドック入り。

借りれた代車がコレ。

 

NINJA 1000(2011~2013)

初期型なのでトルコンもモード変更もアシスト&スリッパークラッチもないが、

136ps/重量235kgで加速性能は現行型と大差ない。

 

◆足つき
シート高815mm。股下75cmの自分では両足は・・完全にバレリーナ

母指球すら付かず両親指先の靴底が何とか接地する程度。
バイク直立なら何とか両足付いてバランスは保てるが、轍とか気が付かずに停車して両足付こうとすると慌てるかも。


片足なら母指球は余裕で付くので停止時は、

『右足はブレーキレバーを踏みつつ尻を左にずらして左足を付く!!』

を徹底すれば平気だ。あとは慣れ。

 

慣れるまでは停車の度に気を遣う。(代車はレンタルバイクと同じ扱いなので傷付けたら有料修理)

 

◆取り回し
跨ったままは動かせない・・・
NM4より軽いとはいえ、車高が高いからか押し引きにも気を遣い余計重たく感じる。
ガレージテントには頭から突っ込むので出る時にバックで出てUターンとなるが、跨ったまま余裕で動かせるNM4と違ってUターンはしんどい。
つまり、バイク出す度にしんどい

大型に乗り換えてバイク出すの億劫で乗らなくなる。という話を聞くがこういう感じなのだろう。
毎回、バイク出す度に神経使ってゼイゼイ息ついて・・・じゃ大変よ。
250辺りの『ヒョイ』と乗り出せるバイクが魅力的に感じちゃうね。



◆パワー感
ニンジャ1000は下からトルク厚いと聞いてはいたが発進からトルクフル。アクセル開けずともアイドル発進できるな。
3000回転前後で十分走れるし結構いい音させてる。。

3000超えるとエンジン音が大きくなり加速も段違いになる。3000~6000でもとんでもないトルク感がある。
低回転トルク自慢750のNM4と比べても排気量差分以上に早い加速だ。

当然だろ!と思われるかも知れないが6000はNM4だとほぼ最大馬力発生点(レッド手前)。NINJA1000だと11000からレッドだからその半分ちょいでしかないが。

 

感覚的には、
①3000回転以下=NM4よりちょい厚いトルク。とても乗り易い。
②3000~6000=NM4の1.5倍のトルク。すでに凄い。排気量差以上ある感じでもう十分。
③6000以上=比べ物にならないパワーどこかへぶっ飛んでいきそう。

 

6000超えると9000超136馬力まで一気!

とても使えません(汗
皆こんなの乗ってるの凄いな。

調子乗り易い人は乗っちゃダメな奴だ。

 

つい6速のまま3000以下で走り速度落ちすぎてエンストしそうになったり・・・
4000や5000回転でもアクセル感度敏感で怖いんよ。コーナー立ち上がりでバンクしたまま荒くアクセル開けるとスリップダウン間違いなしでしょコレ。

この馬力だとトラクションコントロール必須。無いと怖いわ。


NM4のフレンドリーさをつくづく実感する。身の丈に合ってるんだろうな。
一般人はほぼ6000以下しか使わない。というホンダのデータ正当性も判る気がする。

 


◆乗り味
乗り心地良いし、走り出してしまえば足つきも関係ないので快適。パワーも十二分にあり、ゆったり走ると余裕を感じた状態。
足回りもなんの文句も無い。ブレーキもタッチ良く敏感過ぎず、しかし限界を感じさせないいい感じ。
上質な足回りとブレーキ・・・というのは良い物ですね・・・(NM4は必要最低限な感じなので)

低回転で余裕を満喫しながらロングツーリングも楽しい。

 

しかし自分にとってはポジションがキツイ。
上半身は良いのだが、ステップに足かけた時のヒザの角度が・・・1時間で膝痛くなってくる(なぜか右ひざだけ)
ジョギング長時間しても右ひざ痛くなるので関節がおかしいのかもしれん。

4~5時間走ると後半は拷問・・・
ニンジャ1000は特にステップ高い車種じゃないのにこれでは、これ以上スポーティなポジションのバイクは所有出来ないな。
次回バイク購入候補に良い参考になるわ。


◆積載性
タンデムシートの上に40Lシートバック載せて終わり。もっと積みたい人は定番サイドパニアやキャリア必須。

 

◆防風性能
スクリーンがNM4夏仕様スクリーンと同じ物だ。俺はこれを流用してたのかw
ニンジャ1000はメーター下のレバー押すとスクリーンが3段階に立てられる。
一番立てればヘルメットの目線あたりまで風をさせぎってくれる。胴体への風はほぼ防ぐのですごい便利。
ただし、当たり前だが足や腕の外側や肩は風を受けるのでそこは寒い
フルカウルなのでまだマシな方なのだろうが、スクリーン&ハンドバイザー付エリミの方が体に当たる風は少ないように感じる。

 

12V電熱フル装備(電熱インナー上下&電熱インナーグローブ)にナイロンジャケットという防寒最強装備で走ったが、気温5~10度だと下記で丁度いい。
半身=電熱
半身=電熱
=電熱

もし気温0~5度だともう一段階ずつ強くしないとダメだろう。
氷点下では全部強でなんとか・・・さすがにバイクのバッテリーが気になるね。

NM4と比べると電熱ウェアの強さを1段階上げてる。NM4の防寒性能に改めて感心した。
まあNM4は電熱グローブしても熱くて作動させられんからな。氷点下でも。3シーズングローブ+グリップヒーターで十分だし。
おかげで初めてまともに電熱グローブ使ったわ。

 

◆燃費
街乗り=15km/L
高速=18km/L(100~110km/h巡行メイン)

タンク容量19L。

高速メイン航続距離は342km程度。250km超えたら給油所探す感じ。まあ普通。

エリミネーター250Vがその条件なら26km/Lの13Lタンクで航続距離338km。ほぼ同じかー。

NM4で同じ速度でNM4高速走ったらほぼ30km/L。

どうせ高速道路など100km/h巡行しかしない。と考えると、この有り余るパワーはどこで使うんだ?と疑問になる。まあ上手い人は使えるんだろう。

 


燃料計は残り4Lで燃料計点滅を始める。
ホンダみたいに『点滅開始からの燃料消費量』なんてアホな表示にはならないのでとても良い。
しかもホンダは手動でトリップ表示にしてもまた戻る表示値が超テキトウだからアホの極み機能だし。

 

◆ニンジャ1000総評
・パワースンゴイ。
・足ツンツン(股下75cm)
・意外と寒い。

 

サーキットにでも行かないならフルパワー発揮する機会は無いだろう。

 

 

個人的にはポジション的に膝が痛くなりすぎるのでニンジャシリーズは所有出来なそう。
パワーは乗ってれば慣れるだろうが、慣れた結果スリップダウンハイサイド。もしくは後方で回転灯が・・・の未来しか見えない。

 

備考
レンタルバイクと違い長く借りれて面白かったがボチボチ1か月経つのでNM4が恋しくなっている。
あの低いシートに跨ると『歩き疲れた時にベンチ見つけて座ったような』安心感があるんだよね。(誰かが足つきの良さは心の安らぎって言ってたっけ)

 

自動変速だしコーナーですぐステップ擦るしで操る楽しみが無くつまらないバイクという人もいるが・・・

つまらないと感じる程負に何も意識せず乗れるのはクルーザーとしては利点。そしてパラツインでも270度クランクは低速がとても味わい深い。
低い性能を目一杯出そうとする事も結構楽しく、車重とジオメトリから予想できる以上に走れる所がまたいいのさ。

 

早くNM4の修理終わらないかな。

今週のお題「一生モノ」=革ジャン

今週のお題「一生モノ」

 

思い浮かぶのは革ジャンくらい。

20~30年は普通にもつが30年は一生か?と言えば・・・

 

50超えればもう一生モノだよ!!

 

バイク用なんで転んで破れたりすればそれまでだが、

『一生もつように』安全運転しようと思います。

 

※バイク乗る時は必ず胸部プロテクターも付けるので下の写真も全部プロテクタ付き。

↓バイク(NM4)は2017年式の7年モノ。まだまだ新車みたいなもんだ。

年代物のKADOYA BLACK STAR

難点は何故か甥っこや姪っこに厨二病扱いされる事。

 

こっちは厨二病なんて言葉が無かった30年以上前頃からこうだ。

俺が厨二病なんじゃなく厨二病が俺の真似をしているんだ!!

真新しいKADOYA BLACK STAR 一生モノ

厳密にはColin・・・いやKADOYAのも持ってるけど勿体なくてカスタムしにくいのよ。

KADOYAプレートを右腕に移植したカスタム仕様

カスタムしてるだけに思い入れがあるBLACK STAR。

 

KADOYA バトルスーツ シンヤレプリカ(すでに年代物)

30年モノだが真新しく、しかもジャストサイズすぎる(フルオーダー販売のみの)カドヤのバトルスーツ シンヤレプリカ(上)。

あと30年持たせて『目指せ60年モノ!』

パンツはファスナー破損なんで修理しなきゃ。

 

 

このバイク(エリミネーター250V)は2010年から乗ってるけど

1999年式だから25年モノ。

カドヤ MAX-W 前

カドヤ MAX-W 後

2024シェイクダウンしたてのカドヤ MAX-W(タイプA)※絶版 ペイント仕様

背中と胸にローゼンリッターエンブレム、左腕はイゼルローン駐留艦隊エンブレムをペイント。

 

 

一昔前は、革ジャンなんて寒くて真冬は着てバイクに乗れなかった。

着るとしたらブカブカ革ジャンの中に着こみまくるから着ぶくれ爆発ミシュランマン

 

今はベースレイヤの上に薄い電熱インナー上下着れば、Tシャツ+α程度しか厚みないから

冬でも着ぶくれせずピッタリ革ジャンが着れる。

ndr114a.hatenablog.com

真夏だと着れないのが難点だな・・・

 

ともかく残る生涯着続けるように大事にしていこう。

バイク用 電熱インナーグローブ&防水グローブ

◆電熱インナーグローブ(コミネ EK-204)

バイクの冬は手が冷たい。昔は指が凍ってもげるかと思う程で、エンジンを触って血行を確認しながら走った。

今はグリップヒーターが簡単に付けられるので大分マシになったが。
ハンドルカバーなんて付けたらグリップヒーターも要らないが見た目宜しくない。でもナックルバイザー+グリップヒーターで十分暖かい。

 

しかし、興味を惹かれて電熱グローブを試してみた。
コミネの電熱インナーグローブEK-204(M)が中古4000円で手に入ったのだ。
コミネの電熱ウェアを使っているので、電熱グローブは袖口のコードを接続すれば使えるので使って見たかったのもある。

普通のウインターグローブの下に付けてみたが、これはインナーグローブとしては生地が厚すぎる
ワンサイズ大きい位だと指がパンパンでまともに握る事すら出来ない

仕方なく、2サイズ大きいグローブを中古800円で購入。内側の保温綿を全部取ってアウター専用グローブを作ったら少しゆとりが出来ていい感じ。

中綿外し

防水フィルムと分厚い中綿

アウターグローブ装着もスムーズに出来る。

   

試しに試走してみた感想。


スイッチオンで10秒でポカポカ。
ナックルバイザー付NM4(外気温5度)で、電熱グローブ弱+グリップヒーター中で走ったら手が熱くなりすぎてハンドル握ってられず手汗かく始末。
ナックルバイザー&グリップヒーターまで併用すると氷点下でないとスイッチ入れられないと判った。

 

◆電熱グローブインプレ

NM4はナックルバイザー+グリップヒーターで冬でもメッシュグローブで良い位なので電熱グローブは使っていなかったのだが、NM4代車のNINJA1000(グリップヒーター無し)で使ってみた。

 

コミネ電熱インナーEK-317を着れば、袖口のコードにこれを繋げるので専用コード要らずで便利だ。


しかしグローブ装着の度に、
『コード接続ーインナーグローブ装着ーアウターグローブ装着ー左右電熱オン』
となり非常に面倒で休憩すら面倒になる。


しかし暖かさは凄い。
グリップヒーター+ウインターグローブよりあきらかに暖かい。

1月の常磐道、気温8度で長時間走ったが、電熱は中の強さで十分だった。
しいて言えば手の平側やレバーを操作する指先の腹側が少し冷たい気もするがその程度だ。
これだとやはりグリップヒーター併用なら暑い位だろう。

 

スイッチとコードが袖から飛び出ており、走行中邪魔かなと思ったが全く気にならなかったが、
雨の日はカッパの中にしまう必要が有るから強度変更が面倒そうだ。

 

コード繋ぐ手間の無いバッテリー式が主流になるもの判る気がするが、どうしてもバッテリー残量気にしながらというのがね。バッテリー切れたら手が死ぬじゃない。
スマホやインカムと違いいざとなったら走りながら給電充電ともいかないし、予備バッテリーまで持つ位なら車体12V給電が良い。

 

 

◆レイングローブ

今まで色々な防水グローブを試したが最終的にコレ記で落ち着いた。

 

・防寒テムレス(内側保温層撤去品)LL+通常グローブ

 ワークマンやホムセンに売っている、一見ゴム製のグローブ。でもこれ透湿性能あるらしいです。


・特徴
①安い。通常版で1500~2000円。(裾が絞れる高いヤツでも3000円)
②完全防水。それはもう完全に防水。ほぼゴム手袋ですしね。
③サイズ感が絶妙。普通のテムレスはLLでも指が細くアウターグローブとしてはイマイチ。

防寒テムレスLLサイズ保温層を撤去するとバイク用Mサイズグローブでコンパクト目のものなら上から付けられる。
(Lサイズはキツイかもしれない)

 

   

   

夏場はメッシュグローブの上から付ければいいし、冬場はコンパクト目のレザーグローブの上に付けられる。

さすがにウインターグローブの上には付けれないので、それの防水用として持つならこれ用のグローブも持ち歩く方が良いだろう。

 

雨でグローブびっしょり・・・は最悪なので一着バイクに常備しては?

◆NM4 装備換装機構=早期警戒PAC(AEW-PAC)

何種類かキャリアの換装仕様を作ってみたが、何も積まないのもスリムでカッコいい。けどキャリアを使わないのは勿体ない。

 

そこで、スリムで常時積んでおく仕様を作ってみた。

 

 

◆条件

・小さすぎず、しかし実用性あるサイズ。

・常時装備可能なように完全防水で鍵付き。

・見た目が普通でない

 

アマゾンで平たく丸いタイプを見つけ、珍しさから買ってみた。

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https://www.amazon.co.jp/gp/product/B09MJ1LS1Y/ref=ppx_yo_dt_b_d_asin_title_o00?ie=UTF8&th=1

これで作ってみたが見た目から『早期警戒PAC(AEW-PAC)』と呼ぶ。

 

◆NM4 早期警戒(Airborne Early Warning)-PAC

いつも通りキャリアシステムのアダプターを付けただけ。

 

〇インプレ

容量は10L程度で機能性は小さいがその分コンパクトで軽い。

・ちょっとした物を入れるのに便利でリアパニア片側よりは少し大きなものが入る。入りきらない買い物をしたらネット固定だな。

・鍵付きなので、中に物入れたままバイクから離れられるのが良い。(シートバックじゃ長時間放置出来ないから・・・)

・防水なので雨でも全く気を使わない。

・本体軽量で収納量も少なく、何かを目一杯入れてもキャリアの重量制限4kgを超えないのも安心だ。

・当初の目的通り、付けていても『BOX付いてます』感は小さいと思う。

 

これは積む物がないときも常時付けておく事にする。

 

 

やはり換装システムは便利だ。