◆電熱インナーグローブ(コミネ EK-204)
バイクの冬は手が冷たい。昔は指が凍ってもげるかと思う程で、エンジンを触って血行を確認しながら走った。
今はグリップヒーターが簡単に付けられるので大分マシになったが。
ハンドルカバーなんて付けたらグリップヒーターも要らないが見た目宜しくない。でもナックルバイザー+グリップヒーターで十分暖かい。
しかし、興味を惹かれて電熱グローブを試してみた。
コミネの電熱インナーグローブEK-204(M)が中古4000円で手に入ったのだ。
コミネの電熱ウェアを使っているので、電熱グローブは袖口のコードを接続すれば使えるので使って見たかったのもある。
普通のウインターグローブの下に付けてみたが、これはインナーグローブとしては生地が厚すぎる。
ワンサイズ大きい位だと指がパンパンでまともに握る事すら出来ない。
仕方なく、2サイズ大きいグローブを中古800円で購入。内側の保温綿を全部取ってアウター専用グローブを作ったら少しゆとりが出来ていい感じ。。
アウターグローブ装着もスムーズに出来る。
試しに試走してみた感想。
スイッチオンで10秒でポカポカ。
ナックルバイザー付NM4(外気温5度)で、電熱グローブ弱+グリップヒーター中で走ったら手が熱くなりすぎてハンドル握ってられず手汗かく始末。
ナックルバイザー&グリップヒーターまで併用すると氷点下でないとスイッチ入れられないと判った。
◆電熱グローブインプレ
NM4はナックルバイザー+グリップヒーターで冬でもメッシュグローブで良い位なので電熱グローブは使っていなかったのだが、NM4代車のNINJA1000(グリップヒーター無し)で使ってみた。
コミネ電熱インナーEK-317を着れば、袖口のコードにこれを繋げるので専用コード要らずで便利だ。
しかしグローブ装着の度に、
『コード接続ーインナーグローブ装着ーアウターグローブ装着ー左右電熱オン』
となり非常に面倒で休憩すら面倒になる。
しかし暖かさは凄い。
グリップヒーター+ウインターグローブよりあきらかに暖かい。
1月の常磐道、気温8度で長時間走ったが、電熱は中の強さで十分だった。
しいて言えば手の平側やレバーを操作する指先の腹側が少し冷たい気もするがその程度だ。
これだとやはりグリップヒーター併用なら暑い位だろう。
スイッチとコードが袖から飛び出ており、走行中邪魔かなと思ったが全く気にならなかったが、
雨の日はカッパの中にしまう必要が有るから強度変更が面倒そうだ。
コード繋ぐ手間の無いバッテリー式が主流になるもの判る気がするが、どうしてもバッテリー残量気にしながらというのがね。バッテリー切れたら手が死ぬじゃない。
スマホやインカムと違いいざとなったら走りながら給電充電ともいかないし、予備バッテリーまで持つ位なら車体12V給電が良い。
◆レイングローブ
今まで色々な防水グローブを試したが最終的にコレ記で落ち着いた。
・防寒テムレス(内側保温層撤去品)LL+通常グローブ
ワークマンやホムセンに売っている、一見ゴム製のグローブ。でもこれ透湿性能あるらしいです。
・特徴
①安い。通常版で1500~2000円。(裾が絞れる高いヤツでも3000円)
②完全防水。それはもう完全に防水。ほぼゴム手袋ですしね。
③サイズ感が絶妙。普通のテムレスはLLでも指が細くアウターグローブとしてはイマイチ。
防寒テムレスLLサイズの保温層を撤去するとバイク用Mサイズグローブでコンパクト目のものなら上から付けられる。
(Lサイズはキツイかもしれない)
夏場はメッシュグローブの上から付ければいいし、冬場はコンパクト目のレザーグローブの上に付けられる。
さすがにウインターグローブの上には付けれないので、それの防水用として持つならこれ用のグローブも持ち歩く方が良いだろう。
雨でグローブびっしょり・・・は最悪なので一着バイクに常備しては?