雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

エリミネーター250Vナックルバイザー改+グリップヒーター キジマGH-08(12V_インチハンドル用)

エリミネーターにはハンドルカバー+巻きつけ式USBグリップヒータを付けていたが、ハンドルカバーがボロボロになった(表面のナイロン劣化)事より前に使っていたナックルバイザーを再使用する事にした。

 

・旧↓

  

 

USB巻き付けグリップヒーター

3200円 VEROCITY バイク用 巻き付け式グリップヒーター  USB接続 温度調整スイッチ付

【三段階温度調整可】知能恒温システムを搭載し、左と右の温度を同じに合わせます。50℃、60℃、70℃の三段階温度調整可能
【 約10秒で発熱 】電源を入れてから直ぐに発熱が始まるので寒い冬もこれがあれば
【 取付簡単 】22.2の一般的なサイズグリップ に巻き付けるだけで 簡単 に 設置 できます
ヒートシート:10.5×9.5cm、ストラップで取っ手を取っ手に固定して巻きつければ取付できます。
【IP67防水型】グリップ部分は。取り外して水洗いできます。取り外しもプラグを抜くだけでとても便利です。

 

・取付け

  グリップヒーターを付けるにあたり、インチハンドル(太いハンドル径)+巻き付け式は握りが極太になって握りにくい+スロットルアシストも付けられないので下記の対策をした。

 

・グリップラバーを撤去し直接グリップヒーターを巻く。
   ラバー撤去で細くなり過ぎたので、ビニールテープをグルグル巻いて太さ調整しグリップヒーター巻き付け。


・スロットルアシスト変更
  手の平で保持するアシストタイプから、レバーでアクセル開いたまま固定するクリアキンタイプへ変更。

 

↓クリアキンタイプ

https://youtube.com/shorts/131i2vPjxzU?feature=share

上記2点により、太さがノーマルグリップ並でグリップヒーター付となった。
(当初、グリップヒーターの上に熱収縮チューブを巻いたのだが、USB式のグリップヒーター出力ではゴム1枚が熱を遮って暖かさが薄まったので撤去した)

 

〇インプレ(ハンカバ+USB巻き付けグリップヒーター)
剥き出しハンドル+グリップヒーター無しの、指先の痛みすら無くなり信号待ちの度にエンジンを触って温める・・・とは別世界の差!!
この商品はUSBなので電圧5V、最大出力では70度になるそうだが多分50℃程度な感じ

さらに発熱体が小さい(紐編み部の逆側、幅20mm程度しか暖かくならない)
しかし、ハンドルカバー+この商品なら気温0度でも素手良い位の効果がある。
むしろ中途半端に薄手グローブするとグリップヒーターの熱を感じれず逆に冷たくなる。

素手か、もしくは出来る限り薄いグローブをするのが一番暖かい。

 

 

 

 

このオレンジのハンドルカバーが駄目になったので新しくハンドルカバーを準備したのだが、旧のオレンジほどマシな感じの物は見つけられず普通の人カバーしかなかった。

 

それならいっそ・・・と前に少し試したナックルバイザーを改修して試す事にした。

 

〇ナックルバイザー改修

・旧ナックルバイザー&旧ハンドルカバー

  

↑ナックルバイザーは過去付けていたがスモークブルー的な色合いがイマイチ気に食わずほぼ使っていなかった。

 

・新↓

 

見た目の微妙感を出していたスモークブルー的クリアな見た目。

なので黒ラッカー吹いたら良さげになった。(ついでにメッキデカールで少しだけ装飾)

 

 

しかし、5VのUSB仕様グリップヒーター+ナックルバイザーではハンドルカバー程の防寒性能は無い。やはりハンドルカバーは最強の防寒装備なのだ。

 

 

で、グリップヒーターの強化を実施する事にした。

USB式巻き付けグリップヒーターは、出力が弱め発熱体小さいUSBを常時占有するというデメリットがある。これらを解消する為下記部品を新たに取付た。

 

 

〇12V車載バッテリー給電グリップヒーター

 

密林ブラックフライデー購入
6700円 キジマ (kijima)グリップヒーター GH08 インチハンドル用(130mm) プッシュスイッチ
https://www.tk-kijima.co.jp/parts/gripheater.html


1900円 デイトナ アクセサリー電源ユニット D-UNIT WR(ウォーターレジスタント) 
https://www.daytona.co.jp/products/single-16037-genre

   

電源取り出し用で付けたD-unitはエリミの収納スペースの関係で小さいWR(ウオーターレジスト=防水構造品)に。7.5Ax2、5Ax1の3系統出力に下記を繋ぐ。

  

     7.5A=コミネ12V電熱上下コネクタ取付(ジャケ3.8A+パンツ3.6A)
     7.5A=キジマグリップヒーター 21W~MAX36W
        5A=電圧計(koso mini3 電圧/気温計/時計)

コミネ電熱12Vはフル装備は出来ない(ジャケ3.8A+パンツ3.6A+グローブ2A=ヒューズ15A推奨の為)が、上下位は行けるだろう。

電熱上下だけでもMAX出力でギリギリだが電熱は基本最弱でしか使わない。

このD-UNIT WRは物理的ヒューズで過電流を遮断するのではなく、過電流の熱を検知し抵抗を上げて電流を遮断する構造らしい。電気が止まってもヒューズ交換する必要がないのは良い。

  

 ↑電熱ウェアを使わない時はコネクタをシートの横に固定しておく。


〇キジマ12Vグリップヒーター取付け

取付はいたって簡単。

D-Unitをバッテリープラスとマイナスとアクセサリー信号に接続するだけ。

電熱コネクター配線とグリップヒーターは、端をギボシに付け替えD-Unitのギボシに接続する。

 

あとはグリップヒーターのグリップを接着し、中間配線を取り廻して固定する。

   

グリップは、左は純正グリップラバーを外せばヌルュッと入る。
右は、アクセル樹脂部品にグリップラバーの回り止めリブがある為、それをカッターでそぎ落とさないと入らない。全部削る必要はなく半分位の高さにした方が回り止め効果があっていいだろう。

ちなみにグリップの接着にはセメダインスーパーXを使用。
耐熱温度120度で、隙間も肉痩せせずゴム状に固まって埋めてくれる万能接着剤だ。

注意点は、『動くアクセル側の電熱コードに負荷がかからないよう配策する。』こと位。

 

〇インプレ

スイッチオンから暖かくなるまで数分かかるが、発熱面はグリップほぼ全面だし12Vで最高36Wの出力は素晴らしい。

これ+ナックルバイザーがあればウインターグローブで十分で電熱グローブまでは不要だった。

何ならメッシュグローブでも耐えられる。(それでもバイザーもヒーターもないウインターグローブのみより全然マシ)

 

電熱グローブまで必要そうな真冬の長距離移動はNM4にしよう。あちらはD-Unit+で防水ではないが常時電源20A出力があり、そこにコミネ12V電熱を繋いだので電熱フル装備に余裕で対応した出力だ。

 

エリミはNM4の走行距離を抑える為と、あとは雨の日用なのでD-UnitもWR(ウォーターレジスタント) でピッタリだろう。