2022年末にエリミネーター250Vのキャブ調整して数か月。
絶好調過ぎて怖い・・・
・低速トルク(1500~4000rpm)=以前のまま。ノーマルマフラー、内径絞りインナーサイレンサー追加のスーパートラップマフラー、ノーマル同等のKerKer K45(バッフル追加)、全て好調。
・中回転(5000~9000rpm)=キャブ調整がキマッてスカッと回る。標高1000mでも絶好調!
・高回転(9000~13500rpm)=少しパンチが減った気がする(気のせい?メインジェット115→112に下げたから間違いなくピーク馬力は減少方向ではあるが体感出来るとは思えない・・・)けど、モタつき無く良い吹け上り。
・燃費=70~80km/h定速走行で27km/L超え。90~100km/h定速走行で24~25km/L。キャブ調整前より2~4km/L良くなっている。
冬用に備えてスクリーンを大型化してナックルバイザーも付けた。
(オレンジのハンカバは古くてビニール部分が砕け散った)
・旧↓
・新↓
電源ユニット=デイトナDユニット(防水)を付け防寒装備も充実させた。
7.5A=キジマ12Vグリップヒーター(MAX36W)
7.5A=電熱ウェア_コミネ12V上下(MAX3.8A+3.6A)
5A=電圧計(KOSO Mini3メーター(電圧/気温/時計))
グリップヒーターは5VのUSBから12V仕様へ強化し、電熱ウェア12Vも繋げるようになった。(電熱ウェア使用時の電圧はウェア上下だけなら問題無し。さすがに電熱グローブ併用までは無理だが)
◆総括
燃費はレブル250には劣る(30~40km/L走るらしいさすが単気筒マシンすげえ)けど、エリミ250vはタンク容量13Lとクルーザーにしては大容量な方である。燃費が高速走行24~25km/Lになったので航続距離は300km超える。
エリミの馬力は前期38ps(後期仕様でも35ps)。馬力はレブル26psに対して、パワーバンドに乗せた加速はちょっとした物だ。
重量重いのとタイヤもホイールも重いけど加速はNinja250(37ps)と同じ程度なのかな。最高速はギア比の問題で劣ると思うが。
バンク角少ないというクルーザー特有の欠点は足つきとトレードオフ。それでもクルーザーの中じゃ倒せる方なので振り回しても楽しめる。
250にしては重量級の車重186kgが欠点と言えば欠点か。でも足つき良いから重く感じにくいし、その重量もあり高速走ってても横風に強い。
低速トルクも馬力もあり吹け上り気持ちよく、燃費も伸び航続距離まあまあで防寒性も高い。
いよいよエリミネーター250Vの欠点らしい欠点が無くなってきた。
多分、メインジェット後期の番手へ変更(115→112)で後期型並の馬力(MAX35ps/12500rpm)になってるとは思うが、このバイクで前期MAX馬力の38ps/13000rpm回す事は自分の使い方ではまず無い。
あっても高速の加速で思わずレブ当てちゃう時あるかも位だがそれもほぼ無い。
『まず使わないMAXパワー重視より、多少そこが落ちても常時燃費重視の方が良いよね』と考えてのメインジェット変更だったが自分には合っているようだ。
---------------2023/4/28追記---------------
※どうやら自分の1999年式は型式がA2とA2Aの2種類あるらしい。(自分のはA2)
・A2=A1(1998年式)と同じ部品構成→38馬力
・A2A=前期マフラー+キャブだけ後期仕様→36PS(排ガス規制による)
今回のキャブ調整でA2Aとほぼ同じになったという訳だから推定36psという事か。
---------------------------------------------
当然だが『最大出力至上!』と言う人には向かない調整なのでおススメはしない。何のためのエリミネーターか!!とも思う。
絶好調の前期型と本気の加速競争やったら負けるだろうしね。(する機会が無いが)
今の自分に合うのは、本当は燃費の良いドラックスター250辺りなんじゃないかと思う。
でも昔4駆セリカのラリーコンペ仕様乗ってた時も燃費重視走行ばかりしてたっけ···貧乏が悪いんや。
ちなみにエリミのマフラーは下記の4つを持っている。
①ノーマルマフラー(前期用)
とても静か。でも中身劣化してるので新品より煩いかも。
②スパトラスーパートラップメガホン(24mmインナーバッフル追加仕様)
メインで使用。バッフル追加でそこそこ静かになった。
③kerker K45(一般的な接続部50.8mm)
ほぼストレートで低速トルクが落ちているのが実感出来る。煩いがバッフル入れればいい感じだしノーマルマフラー近い低速トルクになる。
④WR'sマフラー(一般的な接続部50.8mmではなく50mm仕様をスリット入れて強引に付けれるようにしている)③とほぼ一緒だが今は使っていない。
主に②スパトラを付けている。
ノーマルマフラーの重量6.5kgに対しスパトラは2kgとめっちゃ軽い。
バッフル無し皿10枚とかだと高回転がすこぶる気持ち良いが、カン高いいわゆる『爆音スパトラ』になってしまう。
皿の最低枚数4~5枚で走ると高回転はゆるやかな伸びになり面白味が薄い。でも低回転のトルクはノーマルマフラー以上に増す。
特にアイドリング付近の粘りがかなり増加しエンストしにくい。そしてアイドリングからアクセル開けても加速がスムーズ(ゆったりだが)
いわゆる『アメリカンっぽいドコドコ感風』が味わえるのだ。(スパトラはドコドコというよりバスバスだが)
但し3500回転超えるとエリミの音になってしまうので、それが味わえるのは6速3500回転の40km/hあたりまで。
3500rpm以下縛りという低回転キープになるのでシフト操作が忙しいのだが・・・
それでもエリミネーター250Vには無いと言われているドコドコ感だ。
おかげで発進直後から楽し、ノーマルマフラーより煩いのでアクセル開度小さくなり燃費も伸びる。煩いと言っても24mmバッフル追加で目立つほど煩くはない。
パワーは最新250スポーツ上位並。
重量は重めだがZX25RニンジャやVストローム250とほぼ同じ。
燃費は最新250ツインほど良くないが当時の250の中では普通。
足つきは全バイク中トッププラス。車格も250トップクラス。
運動性はクルーザーにしては頑張れる方。
まさによく言われる『250にしては速いクルーザー』だ。
でも欠点はあっても「一部特化だけど結構万能機」って好きなのよね。