雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

ヘルメット紹介 LS2 SCOPE システムヘルメット(フリップアップヘルメット)バランス良く高コスパ

今持ってるヘルメットの紹介とインプレッション

 

トータルバランスに優れたコスパヘルメット
脱着式チンカーテン付属で、冬に被ると暖かくて幸せになれる。

最初にチタンカラーを買ったが色的に大きく見えるので黒に買い替えた。

楽天で1.5万円(アウトレット品価格)って安かったよね。

チンガードにペイントしてもらった。



◆スペック
システムヘルメット=LS2 SCOPE・・・Lサイズ
・重量=1個目に買ったチタンカラーは実測1830g2個目に買ったブラックは実測1760g。(カタログL =1835±50)
・安全性=ECE規格(衝撃吸収性/防御範囲に優れる)
・シェルサイズ=S/M&L/XL ※MとLが共通シェルなのは貴重
・サイズ感=ショーエイに近い。(頬部押しつけが強めだがすぐ馴染む)
・顎ひも=ラチェットタイプ(Dカン付き)
・シールド=ピンロック対応(ピンロックシート付属)
・バイザー=収納サンバイザー付
・価格=1個目1.5万(楽天アウトレット品価格)、2個目1.1万円(FC-moto、送料0.3万別)

※購入時は2021~2年。2024年の今は円高&インフレのせいか楽天で2.2万、Fc-motoでも1.7万程度になっているようだ。

OGK RYUKIは日本メーカー扱いなので値上がりなく今でも通販なら3万ちょい(定価4万台)。重さが100g軽いので悩む価格差になっている。

 

◆重量
M-L:1680g±50g というサイトが非常に多いが、LS2のホームページではL =1835±50 になってるのでそちらが正だろう。
2個目に買ったブラックは実測1760gだった。

https://ls2helmets.jp/product/scope

この重さはシステムヘルメットとしては標準的で、OGKだと2万円台のKAZAM同等。

(軽いと言われる定価4万(通販3万円ちょい)のRYUKIはL=1700gと130g程度軽い)
前傾がキツイバイクだと長時間支えるのは疲れる重量だが直立姿勢のバイクならまあ使える重さ。

シスヘルなので横幅は広くマッチ棒感は大きめ。

 

◆ベンチレーション性能
ベンチは額部中央にイン1箇所(開閉式)額に一つ、顎部一つ。アウトは後頭部上2個(常時開放)。

帽体内側に空気流れ溝がある。

真冬なら額のベンチを開けた途端冷たい外気が入ってくる流れを感じる。まあほどほどかな。

 

◆サイズ感/使用感
COPTERと同じでサイズはショーエイに近いと思う。
自分は頭回り59~60cmでショーエイLがピッタリでLS2もLがピッタリ。ショーエイよりほんの少し横幅が狭いかもしれないが、
M/L共通帽体なので普段Mの人は心配なら躊躇なくLを買おう。(外観サイズ同一だ)
頬の内装キツさはCOPTER以上で、チンガードを下すとより顕著にきつく感じる。
これも大抵のインプレ記事で『きつ過ぎ』と書かれているがしばらく被ればヘタって柔くなり被り心地の良くなる。
頬部は特に内装が分厚く、馴染んでしまえば最高の内装という感じ。
脱着可能なチンカーテンが付属し、付けると顔に全く風が侵入してこず冬はアゴまで暖かい!


◆シールド/バイザー使用感
シールドは中央に指を掛ける出っ張りが有るので左右どちらの手でも開閉可能。
カチカチいわない無段階の開閉。締め切り直前は少し重めなので3mmだけ開けておく・・・とか可能。
ピンロック付きで、ピンロックシート付属なのは嬉しい。
バイザー付だが結構濃いので曇りで使うとかなり暗い。シャークくらい薄くても良いのに・・・

 

◆総括
見た目良し、安心のECE規格、被り心地良し、バイザー付き、ピンロックシート付属、安い。チンカーテン付きなので冬に被ると顔/顎の寒さとは無縁になれる。
帽体が大きめで重量もあるがシステムヘルメットとしては一般的な大きと重さ。(つまりフルフェイスより大きい)
これより軽いのが欲しいなら値段倍以上のものしかない。
当時は実売1.5万円。この値段で買えるシステムヘルメットとは質感が桁違いな上にJISではなくECE規格!

まさに最強コスパシステムヘルメット・・・だった。

ピンロックシートだけ買うと3000円くらいするしね。

 

現状の2.2万(楽天)でも安いのだが、最強コスパ⇒高コスパになった感じ。

ヘルメットとして1835g(カタログ値)は最重量級であり、OGK RYUKIが1700gなので3.1万(楽天)なら気に入った方を買って良いと思う。1万円で130g軽くなるなら安い物だから。

 

 

ちななみにバイクヘルメットはSNELLが一番というイメージが強く感じるが、自分はSNELL/JISよりECE派。なのでARAI/SYOEIより欧州メットに引かれてしまう。(安いし)

自動車の安全技術は欧州が本場!他は皆2番煎じの真似事よ。という感覚が沁みついてるのかもしれない。

(実際は、繰り返し衝突や刺突に強いSNELL/JIS、一発衝撃吸収に強いECEみたいな感じでどっちが上とも言えないそうだが)