雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

5番機のお話2

部品が揃った所で組んでみました。
フロントディレーラーが始めての直付けタイプでしたが、何の問題も無くスムーズに組めました。
本当に「組むだけ」。プラモデル感覚です。
 
フレームはほんのちょっとスローピング。ヘッドチューブが短くて前三角が綺麗な三角形に近く見え良い感じです。
イメージ 1
フレーム =Pro-Lite Cuneo 7046アルミ(48.5) 実測1110g
http://www.pro-lite.net/#/Cuneo/
フォーク =Focusフルカーボン 実測363g
ヘッドセット =Pro-Lite 1-1/8" 45º/45º (OD 41.8) 実測70g 
マルチプレッシャーアンカー =実測30g+17g
ハンドル =KALLOY_HB-CR22 ホワイト 幅380mm径31.8mm ドロップ120リーチ75mm 実測280g
ステム  =KALLOY_UNO AS-105白EX90mm(83度/7度)実測 112g
ホイール =Pro-Lite Bracciano  F620g R865g  27mm 20/24 実測1532g(リムテープ含む)
クイック =Pro-Lite Bracciano純正 実測55g+60g
タイヤ  =Schwalbe Blizzard23c 実測253g+283g
チューブ =ブリヂストン/エクステンザ軽量チューブ(700×18-25C/仏式48mm) 実測70g×2
サドル  =セライタリア 実測200g
シートポスト  =ボントレガー 31.6mm L=250mm 実測255g
シートクランプ =エイカー カーボンポスト対応シートクランプ 31.6mm 実測20g
ペダル  =シマノ PD-M540 実測350g
シフター =ST-5700 10s 実測490g
ブレーキ =BR-6700 実測317g
クランク =FC-6750 2s165mm50/34t(PCD110) 実測690g
BB  =SM-BB6700 (68mm-jis) 実測92g
FD  =FD-6700-F (直付)実測90g
RD  =RD-5600 10s 実測230g
スプロケ =CS-6700 10s 12/25t 実測235g
チェーン =CN-6701 10s(+ミッシングリンク) 実測260g
小物  =コットンバーテープ実測36g、ワイヤー予想150g
ケーブルガイド =Cuneoに付属 実測5g
 
総重量7735g。K2ロード改より2kg近く軽いです。
総額は16万ちょい・・・ま・・・まあCAAD10の105がホイールRS10でペダル抜き8.1kgの20万と思えば安い・・・と思おう。
ペダルをロード用に、タイヤをpro3にすれば-200gだし。
Schwalbe Blizzard23cはCRCで安売りしてて1本1150円と激安だったのだ。
日本じゃ安いママチャリタイヤしか買えない値段。海外通販恐るべし。
おかげで黄色と黒の2セット買ってしまった。
 
KALLOYのハンドルとステムは、車体と合ってて非常にお気に入り。
ロード乗ってて手が痛くなった事は無いので、衝撃吸収性は考えずコットンバーテープを出来る限り重ならないよう巻いて、
少しでも重くならないようにしてます。
イメージ 2
 
Pro-Lite Braccianoホイール。リムハイト27mm、エアロスポーク数20/24 、実測1532g(リムテープ含む)。
ハブのフランジ幅はシマノよりかなり細く(特にリア)、リム外幅もシマノ20.8mmに対し20mmと細いです。空力良さそう。
でもシマノホイールと使い回すならリム外幅の差分ブレーキ調整し直す必要があるので面倒。
ベアリングは日本製(EZO)シールドベアリングで前2個、後は計5個(4個+ニードルベアリング1個)だそうです。
後輪のラチェット音は爆音でカウベル要らずです。
丁度ヤフオクで新品が30800円で売ってたのでCRCより安く買えました。
イメージ 3
 
乗ってみた感じですが、
「なんじゃこりゃー!反則だぞコレ」
って程ペダルが軽く、平地も登りも踏むと体感的に面白いほどギュンギュン加速。
R500AホイールのK2改とは比べ物になりません。
よく、「ロードは入門用で最低10万ちょい、本格的なのは20万から」とか聞きますが、まさかこれ程に差があるとは・・・
高そうなロードの人に置いていかれるのも納得。もちろんエンジンの差が一番の要因なのは理解してますが、
同じエンジンなら絶対大きな差になります。
 
コンポも105(5700)+アルテグラ(6700)になりましたが、今までのsoraやtiagraと比べて別物です。
ブレーキはカッチリしててよく効くし、変速時の感覚がガチャガチャンだったのがカチカチッって感じでとてもスムーズ。
もっと驚いたのはフロント変速。コンパクトクランクなのにカシュンと気持ち良く変わります。
前変速に全くストレスがありません。これはかなり驚きました。
 
唯一気になるのは低速旋回時にトゥラップする事。
一番上の写真を見ると判りますが、フレームサイズが小さいのでホイールベースも短くペダルと前輪の間隔が最短30mm程しかありません。
ペダル回しながらUターンのような低速旋回をした時に、爪先が前輪に当たりハンドルが切れなくなるのです。
初めて当たった時は旋回中にハンドル固定状態になってマジ転ぶかと思いました。
 
通常小さいフレームサイズの場合、単純に小さいサイズにするとこの現象が起こる為に対処方としてシートチューブを立て、
ヘッドチューブを寝かせてホイールベースが長くなるよう(やむなく)変則的なジオメトリにするそうですが、
それ故ハンドリングが通常サイズと違ってしまうそうです。
このフレームはほぼサイズを小さくしただけ。シートチューブと後輪の隙間も5mm程しかありません。
レーシングフレームっぽくて潔し!と思う事にします。
おかげで低速旋回時はペダルは絶対回さない癖がついてしまいました。
ちなみに通常の走行では全く問題ありません。
 
この自転車は当面主搭乗機になりそうです。
フレームやホイールの剛性とか乗り心地は全く差が判りません。
もっと走って色々な自転車に乗れば「BB周りの剛性が」とか「ダンシングのウイップ感が」とか薀蓄語れるようになるんですかねえ。
これに完成してからは、週末は朝4kmほどジョギングしてから自転車で50~80kmくらい走るようになりました。
50km以上走ると尻が痛くなってくるのが現在の悩み。サドル選びは迷宮らしいのであえて同じ物を使ってます。
 
 
さあ、次はいよいよカーボンフレームだ!