雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

11番機 pinarello GAN-S

2015年ころ書いてました・・・
 

FT1は、平地でひらすら大汗かいて走るのには最適だがオールラウンド性が皆無。(知ってた)
今流行の、『オールラウンドに使えるけどエアロフレーム』って興味ある。
 
で、ピナレロの新しいモデル、GANシリーズ。
DOGMA F8の量産型のようで、パッと見同じ形状だが型は新規らしい。
F8は細部まで凝ってるから生産性上げるためとか。
2016のラインナップはGAN/GAN-S/GAN-RSの3つ。(価格は税抜き)
DOGMA F8(T1100) フレームセット  70万
GANシリーズ
RS(T900)  フレームセット  49万
RS(T900)  アルテグラ完成車  56万
S(T700)    アルテグラ完成車  44万
S(T700)    ほぼ105完成車  36万(ブレーキ=ティアグラに105船付きシュー、クランク=ティアグラクランクに11Sチェーンリング)
無印(T600)ほぼ105完成車 32万(ブレーキ=ティアグラに105船付きシュー、クランク=ティアグラクランクに11Sチェーンリング)

うーん...軽く30万以上してもフル105ですらない。
ある店にGAN完成車があったので重さを計ってもらったら8.85kg・・・『ハァ?』ってなったわ。
ホイール(RS010)や25Cタイヤを考えても重すぎだろ。パーツから逆算するとフレームセットで2kg近くある事になるぞ。秤が壊れてるか測り方がおかしいのか・・・
つか店員気が付けよ。その数値を客にそのまま伝えるってありえんだろ。そんな店でロードバイクなんて絶対買わないぞ。
違う店で計ったRAZHA105完成車は8.4kgでした。これは妥当か。
各グレード価格差の理由は下記の3つ。
 ①フレームとフォークのカーボンの材質違いで値段が変わる。
②コンポ違いで値段が変わる。
③高いほどコンポ以外のパーツ(ハンドル/ステム/シートポスト/サドル/ホイール)が良いものになる事が多い。
材質で見ると、T700=24tカーボン、T800=30tカーボン相当らしい。
FT1は30MH12kだから、単純にトン数だけならGAN-SのT700の方が下のグレードに見える。
素材だけで性能は語れないが、素材のコスト差が販売価格にダイレクトに反映されるのは当然。
本当はF8 DOGMAが欲しいが止めておく事にする。
実力相応の物にしか乗ってはいけない訳ではないし、見合わない盆栽も良いと思うが
DOGMAってめっちゃ硬そうで長距離乗ったら後悔しそうなんだよね。
ならばDOGMAより20万近くお安いGAN-RSなのだがDOGMAの海外通販と値段変わらんし、
GANはT600という素材がもろエントリー向けの一般的な物らしく乗り心地は良さそうだがさすがに重そう。
さすがにFT1よりは軽いだろうとは思うが。
となるとGAN-SはGANより少し硬めで丁度良さそうなんだが、完成車でしか販売していないのがネック。
RS010ホイールとか105コンポいらないんで。
GAN-Sのフレームセットが30万位で売ってれば考えるのにSのフレーム単品売りは無し。
新古のフレームとか出るの待つか。。
しかし時期は2015年9月。GANシリーズ販売直後なのに完成車売りしかないバイクの新古フレームがまだまだ出る訳がない。
DOGMAとほぼ同じ形状のGANシリーズの人気は高く、サイズと色によっては納期 数か月の場合もあるほど。
ちなみに近所のワイズでは、GAN-Sはすぐ無くなりGANが残っているのみ。中古フレームすら1年後出るかどうかだろう。
完全に買う気が無くなりヤフオク眺めてたら
 

GAN-Sの赤白フレームセット(完成車バラシ)サイズ50が約20万円でありました。

GANの間違いかと思ったが確かにGAN-Sにしかない色だ。
ピナレロは偽物も多い(どの口で)ので多少疑ったが、偽物作るなら偽DOGMA増産するわな。
どうせ高値になるだろうが一応・・・と入札してたらあっさり落札された。

少しビックリ。
送金し、数日後商品が到着したので状態を確認する。
フレーム内側の状況、細部の仕上げ、塗装、バーコード、シートポストの質感。全てが本物だ。
DI2用ショートパーツも全て揃っている。
走行感もなく、ほぼ新品。
とりあえず重量測定
PINARELLO GAN-S サイズ50cm
・フレーム=1080g
・フォーク=510g(コラムカット未)
・ヘッドセット=30g
・シート固定臼=50g
・専用シートポスト=230g
シナレロ(サイズ47)がフレーム=1075g、フォーク=320g(Defyフォークは450g)だから
Defyフォークのシナレロとほぼ一緒の重量になる。

なかなか軽いフレームじゃないですかピナレロさん。(フォークは予想通り重いけど)
他メーカーの同価格帯と比べると1割重いけど、今までのは2割重だったしFT1に至っては比較対象外。
まあ今時アルミフレームでもこの位の重量珍しくないですけどね。
さっそく組んでみる。
ケーブルは全部フレーム中通しだから慎重に・・・と思うも、BB下にガッポリ口が空くので簡単簡単。
BBもねじ込み式なので素人でも組める。圧入式と比べると50g程度は重くなるらしいがメンテナンス性に優れた良い構造です。
作業はスムーズに進むが、唯一フロントブレーキのみフレームと干渉しワッシャ1枚入れる事になった。BR7800の形状のせいだな。
イメージ 2
 

完成!
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サイズ50はシートポスト埋没しちゃうかな と思ったら予想よりは出て見える。
(シートポスト未カットで、最奥部より3cm出した程度)
これはシートクランプ固定部が出っ張ってない今風のエアロなデザインのおかげ。
ステムも90mm付けてみたが、まあなんとか見れるかな。
重量はシナレロとほぼ同等。FT1比-800g。
ヤフオクプーリーはシマニョロ用イコールプーリー(ヤフオク版)です。
次回は初乗りインプレ。