雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

8番機アルミクロス 通勤用(2013 ESCAPE R3)

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さよならミニベロ4番機、そして8番機アルミクロス通勤スペシャル作成

都合により引越しした為に通勤距離が変わりました。
片道2km→15kmへ・・・だいぶ遠くなったな・・・
その為、通勤用自転車がミニベロ4番機では辛くなるので新たに通勤用8番期作成する事にします。

2番機K2ロードでもいいやと思っていましたが、リサイクルショップで見つけてしまったのですよ。
ジャイアント エスケープR3(サイズS)の、しかも変速系コンポがアルタスに換えられているものを!しかも18000円!
雨の日も考えるとドロップハンドル+キャリパーブレーキは適していません。
またもや即買い(アホなので)。乗って帰ると、ガタガタギシギシいいまくりフラフラでブレーキもあまり利きません。
さっそく帰って総バラシ→清掃→注油→ホイールフレ取り&ワイヤー新品で組みなおしです。

すると・・・なんという事でしょう。
見た目古いけど新品のような乗り心地。やはり自転車のメンテって大事ですね。

しばらく純正状態で乗ってましたが、ホイールの振れがすぐ出てしまう上にニップルが勝手にゆるんで外れます。
こりゃ不便だとホイールを物色。(持ってたWH-R500Aは試作6号機の破棄と共に売却済みだった)
R500持っとけば良かったな~
通勤使用とはいえまたR500買うのは馬鹿らしいので、少し変えてRS21だと2万弱か。
それならカンパって手もあるな。2014で軽くなったカムシン、もう少し出して6800並重量のVent、
もう少し出してリムハイト30のシロッコ、さらに少し出せばzondaが・・・
という所で我に返り、結局VentのG3(sanaで25000円)購入。
そういや6番機に付けてたティアグラ余ってたな。シフターがあれば2x9速になるしと思いフラバ用シフターST-R440購入。
ハンドルもステムもペダルも余ってたものに入れ替えて~
なんてやってたらフレームとフォークとブレーキ以外全部変っていた。

7番機 中華カーボン

5番機=アルミロード  サイズ48.5(6700/5700組み)約7.8kg
6番機=中華カーボン サイズ54(4500組み)8.2kg

6番機購入時はこのサイズしか無かったが、海外通販サイトを覗いていると何と47cmサイズが販売されていた!
何も考えずにポチッと購入・・・アホだな自分。
 
で、試作だった6番機に数回しか乗らず7番機作成計画始動となります。
決済して1週間後には届きましたフレームセット。
(下側の玉押し圧入部が細くて玉押しゆるゆるだった為、フォークだけ送りなおして貰ったりしましたが) 

うーん。さすがに54cmと比べると47cmはスローピング具合が半端無い・・・かっこわる・・くないと自己暗示。
フレーム1075g、フォーク320g(コラムカット後)という重量です。
この47cmサイズのフレーム、リアブレーキがフレーム外通しって・・・52cmは中通しだったのに・・・
整備製もブレーキタッチも良い!と思う事にしよう。

他のパーツですが、今度は試作と思わず真面目に考える事にします。 
まずコンポ。試作機は余り部品で組みましたが今回は5号機以上の物にしたいので基本6700、もしくはそれ同等以上の性能を狙います。 6番機のパーツを使えるものは使い、他は揃え直し。
シフターは6700は高いので、調べた末により軽量となるカンパニョーロのシフターを)使うシマニョーロに決めました。
(シフトの引き量が違うので、シフトメイトという部品で合わせます)
シマニョーロではブレーキは6700が使えませんので7800デュラ!を中古で購入。
シフターは一番安いベローチェがsanaで9500円だったのでこれにしました。
ペダルはSPD-SLも試したのですが、片面が面倒なのと歩きにくいので、軽量で両面のLOOK Quartzに。

などと部品を揃えていると、marlinという海外通販サイトでホイール大特価シマノWH-7900-C24(53000円)を発見し購入。
フルクラムR0が80000円ちょいだったので悩みましたが、赤が派手なのと硬いホイールという事なので、足に自信無い自分には軽いリムのほうが良いだろうと。 
せっかくなのでタイヤも軽いミシュランPRO3を購入。円高万歳。
そしてさっそく組み立て開始~~。もういい加減慣れてきて4時間ほどで全作業完了。 


早速乗ってみると、軽い・・・軽すぎる!!羽がはえたような軽快な加速です。
軽量アルミの5番機とは600g程度しか変わらないはずなのに圧倒的に軽い加速。 
 
そして軽量化の為に選んだシマニョーロですが、これが特にいい感じ。
軽量化より、握り心地改善と制動力向上目的でも十分やる価値あります。
特にブラケットポジションでの制動力がALLシマノとは大違い。
カンパシフター+シマノブレーキは、手の小さい人、握力の弱い人には特にお勧めです!
 
LOOK Quartzも良い。
両面なので適当に踏むだけで嵌りますし、何よりSPDの「点で踏んでる」感が無くSPD-SLに近い。
嵌める時はSPDのカチッに対しバチンという鈍い感じで、外す時はもっと鈍いグニンというお世辞にも気持ち良いフィーリングではありませんし、強く捻って引っこ抜くようにしないと外れません。
初めて乗ったときは外れなくてコケそうになりましたが、慣れればなんとも無く外せます。
付けたのはcarbonですが、もっと安いグレード(グラスファイバー)を試すと軽く捻っただけであっさり外れました。
保持力調整機能が無いので上のグレードはバネが固く外れにくいようです。
こちらは5番機のアルミロードに付けてビンディングはLOOK Quartzに統一。
乗るだけなら片面にさえ慣れればいいSPD-SLでも良いのですが、歩くのに気を使うのがどうしても馴染めませんでした。と言ってもコンビニか飯屋くらいしか寄らないんですけどね。
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このフレームですが、相変わらずいい悪いなんて判りませんが普通に走れます。
下り下ハン鬼漕ぎでも違和感なく、そこからのフルブレーキとか試してみましたが、噂の シナレロフロントフォーク折れる の気配は全くありません。
何よりシートポストが普通に出せてロゴが全部見えるってのが良いです。 

これで出番の無くなった試作6番機は役目を終え破棄されたのでした。

試作6番機 中華カーボン

5号機、重量が約7.8kg。ペダル抜きなら7.45kgだ。
これはアルミロードとしてはかなり軽い方になる。
別に不満があった訳ではなく、ただ興味が湧いてしまった。
『フルカーボンってどうなん?フレームセットで20万も30万もするのはその価値があるから?』

これは・・・試すしかあるまい。
 
という事で実験的に試作機作製計画の立案となった。幻の6号機計画である。
K2とDefiの余りパーツ、ティアグラコンポとWH-R500ホイールが余ってるので
足りないのはフレームとフォークのみ。
中古で安いフレームセットをとも考えたが、中古のカーボンフレームは大して安くも無いから
安い新品カーボンフレームを買った方が良さそうだ。
 
そこで決めました『中華カーボン』!!
 
本物の型で造った横流し品とかいう噂もありますが、それっぽいカーボンに乗りたいだけなのでそこはどうでもいい。
問題は、CRC以外の海外通販は英語メールのやりとりが必要になるという事と支払い方法がイマイチ判っていない所。
(海外講座へ振込みなどした事無いし、カード決済は不安、物が届かない場合の対応が泣き寝入りしかなさそう)
しかしpaypalというものを使えばカード情報が漏れずにいざとなれば支払いを止める事も出来るらしい。
さっそく登録して海外通販サイトで中華カーボンの物色を始める。
 
候補に挙がったのは2つ

1.コル○ゴに似たタイプ、フレームセット+ステム+シートポスト+ボトルケージ2個で50000円
2,ピナレ○に似たタイプ、フレームセットで34000円(但しサイズ54のみ)
 
悩んだ末に安い方をポチッと購入。他のパーツは手持ちがあるしね。
本来はサイズ50程度で十分なのですが、このフレームって54cmしか売ってなかったのは・・・まあ乗れなくはないからいいや。
本当に届くのか不安だったが1週間程度で届いて拍子抜け。
ダンボールを空けると結構念入りに緩衝材が巻かれていました。
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梱包材外して仮組してみるけど特に破損や傷はありません。
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ヘッドパーツ付きで、重量はフレーム1225g、フォーク419g、ヘッドパーツ103g(マルチプレッシャーアンカー含む)。
1-1/8は上側、/1/4は下側のパーツです。
 
問題点が一つ。
上の写真の右下のように、フロントディレイラーに行くケーブル通し穴がBB下ケーブルガイドの延長線上に開いていません。(赤丸部)
 
本物のピナレロは下の写真のように、BB下ケーブルガイドが専用品で、ぐにっと曲がったケーブル配策になる構造です。
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仕方ないので市販のBBガイドの穴を横長穴にし、ガイド自体をずらして付けた上にガイドを焙ってR付けしました。
機能的には問題無いでしょう。
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さっそく組もうと、ヘッドパーツの圧入用にホームセンターで長いボルトとナットと鉄板BRKTを買ってきます。
上のベアリングは何の問題も無く圧入作業完了。
下のベアリングですが、かなり大きいので水平に入りにくく苦労しましたが、圧入冶具の位置を調整しながら
少しずつベアリングがヘッドチューブ下に水平になるように入れました。
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ちなみに下側ベアリングですが、ヘッドチューブのツラまでしか圧入しないと下の絵右側のように1~2mm隙が大きいです。
これは隙が大きくても問題なし(シールドベアリングであり埃等に強いし、ここの数ミリは強度負荷に大差ない)としてそのまま。
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上側のベアリングもヘッドパーツツラまで圧入したのですが、こちらはこれだと入れすぎのようで
ベアリング上玉押しとダストカバーの間に、付属スペーサーに加えコラムスペーサー2mm入れてピッタリになりました。
 
ちなにみ組む前に、あまりに某メーカーにそっくりな形状なので同じ模様をステッカー切って貼ってみました。
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予想以上のかっこよさですがフレームサイズが大きくシートポストのmostのマークが隠れてしまうのが悲しい。
ちなみに試作&ポタリング用なのでフラペ付けてます。。

初乗りの感想
 
「アルミと違いが判らん・・・・」
 
クッションがついたような柔らかい乗り心地を想像していたのだが、かなりゴツゴツ。
相当硬い感じ思いっきり漕いでも撓む雰囲気すらない。
直進安定性は抜群で、246の下りで車の流れに乗っても何の不安も無くビシッと安定。
しかしさすがカーボン、50km以上走った時の疲労感はアルミとは違うような気がします。
なんというか、背中の奥に溜まる疲れが少ない感じ。
同じペースで走ってもAveが1~2km/h速いのはプラシーボで無意識に頑張ってるから?

今後乗り比べていくともっと違いが判るかもしれません。
 
重量 約8270g
フレーム=中華cqrbon pinarello 54cm      1225g
フォーク=中華cqrbon    419g
ヘッドセット=中華cqrbon 上1_1/8下1_1/4#マルチプレッシャーアンカー含み 103g
ハンドル=カロイ HB-CR22 ショートリーチ、380幅26.0mm     270g
ステム=軽ショートステム         110g
ホイール=WH-R500A(853g+1103g+60+60g)    2066g
タイヤ=Schwalbe Blizzard23c     536g
チューブ=エクステンザ軽量チューブ(700×18-25C/仏式48mm)        134g
サドル=FSA、RD-185、ブラック 中空クロモリレール 243g
シートポスト=most アルカーボン      259g
シートクランプ=エイカー カーボンポスト対応シートクランプ 20g
ペダル=Wellgo M-21ゴールド    239g
シフター=ST-4501tiagra    496g
ブレーキ=BR-R560        350g
クランク=FC-6750 2s 170mm50/34t(PCD110)        690g
BB=SM-BB6700(70mm-ita)        92g
FD=シマノ 105 FD-5600(34.9mm)   95g
RD=シマノtiagraRD-4500          257g
スプロケ=CS-HG50-9(11-25)       230g
チェーン=9速用KMC X9            265g
小物=バーテープ、反射板、ワイヤー     170g
ケーブルガイド=フレーム付属   5g

5番機のお話2

部品が揃った所で組んでみました。
フロントディレーラーが始めての直付けタイプでしたが、何の問題も無くスムーズに組めました。
本当に「組むだけ」。プラモデル感覚です。
 
フレームはほんのちょっとスローピング。ヘッドチューブが短くて前三角が綺麗な三角形に近く見え良い感じです。
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フレーム =Pro-Lite Cuneo 7046アルミ(48.5) 実測1110g
http://www.pro-lite.net/#/Cuneo/
フォーク =Focusフルカーボン 実測363g
ヘッドセット =Pro-Lite 1-1/8" 45º/45º (OD 41.8) 実測70g 
マルチプレッシャーアンカー =実測30g+17g
ハンドル =KALLOY_HB-CR22 ホワイト 幅380mm径31.8mm ドロップ120リーチ75mm 実測280g
ステム  =KALLOY_UNO AS-105白EX90mm(83度/7度)実測 112g
ホイール =Pro-Lite Bracciano  F620g R865g  27mm 20/24 実測1532g(リムテープ含む)
クイック =Pro-Lite Bracciano純正 実測55g+60g
タイヤ  =Schwalbe Blizzard23c 実測253g+283g
チューブ =ブリヂストン/エクステンザ軽量チューブ(700×18-25C/仏式48mm) 実測70g×2
サドル  =セライタリア 実測200g
シートポスト  =ボントレガー 31.6mm L=250mm 実測255g
シートクランプ =エイカー カーボンポスト対応シートクランプ 31.6mm 実測20g
ペダル  =シマノ PD-M540 実測350g
シフター =ST-5700 10s 実測490g
ブレーキ =BR-6700 実測317g
クランク =FC-6750 2s165mm50/34t(PCD110) 実測690g
BB  =SM-BB6700 (68mm-jis) 実測92g
FD  =FD-6700-F (直付)実測90g
RD  =RD-5600 10s 実測230g
スプロケ =CS-6700 10s 12/25t 実測235g
チェーン =CN-6701 10s(+ミッシングリンク) 実測260g
小物  =コットンバーテープ実測36g、ワイヤー予想150g
ケーブルガイド =Cuneoに付属 実測5g
 
総重量7735g。K2ロード改より2kg近く軽いです。
総額は16万ちょい・・・ま・・・まあCAAD10の105がホイールRS10でペダル抜き8.1kgの20万と思えば安い・・・と思おう。
ペダルをロード用に、タイヤをpro3にすれば-200gだし。
Schwalbe Blizzard23cはCRCで安売りしてて1本1150円と激安だったのだ。
日本じゃ安いママチャリタイヤしか買えない値段。海外通販恐るべし。
おかげで黄色と黒の2セット買ってしまった。
 
KALLOYのハンドルとステムは、車体と合ってて非常にお気に入り。
ロード乗ってて手が痛くなった事は無いので、衝撃吸収性は考えずコットンバーテープを出来る限り重ならないよう巻いて、
少しでも重くならないようにしてます。
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Pro-Lite Braccianoホイール。リムハイト27mm、エアロスポーク数20/24 、実測1532g(リムテープ含む)。
ハブのフランジ幅はシマノよりかなり細く(特にリア)、リム外幅もシマノ20.8mmに対し20mmと細いです。空力良さそう。
でもシマノホイールと使い回すならリム外幅の差分ブレーキ調整し直す必要があるので面倒。
ベアリングは日本製(EZO)シールドベアリングで前2個、後は計5個(4個+ニードルベアリング1個)だそうです。
後輪のラチェット音は爆音でカウベル要らずです。
丁度ヤフオクで新品が30800円で売ってたのでCRCより安く買えました。
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乗ってみた感じですが、
「なんじゃこりゃー!反則だぞコレ」
って程ペダルが軽く、平地も登りも踏むと体感的に面白いほどギュンギュン加速。
R500AホイールのK2改とは比べ物になりません。
よく、「ロードは入門用で最低10万ちょい、本格的なのは20万から」とか聞きますが、まさかこれ程に差があるとは・・・
高そうなロードの人に置いていかれるのも納得。もちろんエンジンの差が一番の要因なのは理解してますが、
同じエンジンなら絶対大きな差になります。
 
コンポも105(5700)+アルテグラ(6700)になりましたが、今までのsoraやtiagraと比べて別物です。
ブレーキはカッチリしててよく効くし、変速時の感覚がガチャガチャンだったのがカチカチッって感じでとてもスムーズ。
もっと驚いたのはフロント変速。コンパクトクランクなのにカシュンと気持ち良く変わります。
前変速に全くストレスがありません。これはかなり驚きました。
 
唯一気になるのは低速旋回時にトゥラップする事。
一番上の写真を見ると判りますが、フレームサイズが小さいのでホイールベースも短くペダルと前輪の間隔が最短30mm程しかありません。
ペダル回しながらUターンのような低速旋回をした時に、爪先が前輪に当たりハンドルが切れなくなるのです。
初めて当たった時は旋回中にハンドル固定状態になってマジ転ぶかと思いました。
 
通常小さいフレームサイズの場合、単純に小さいサイズにするとこの現象が起こる為に対処方としてシートチューブを立て、
ヘッドチューブを寝かせてホイールベースが長くなるよう(やむなく)変則的なジオメトリにするそうですが、
それ故ハンドリングが通常サイズと違ってしまうそうです。
このフレームはほぼサイズを小さくしただけ。シートチューブと後輪の隙間も5mm程しかありません。
レーシングフレームっぽくて潔し!と思う事にします。
おかげで低速旋回時はペダルは絶対回さない癖がついてしまいました。
ちなみに通常の走行では全く問題ありません。
 
この自転車は当面主搭乗機になりそうです。
フレームやホイールの剛性とか乗り心地は全く差が判りません。
もっと走って色々な自転車に乗れば「BB周りの剛性が」とか「ダンシングのウイップ感が」とか薀蓄語れるようになるんですかねえ。
これに完成してからは、週末は朝4kmほどジョギングしてから自転車で50~80kmくらい走るようになりました。
50km以上走ると尻が痛くなってくるのが現在の悩み。サドル選びは迷宮らしいのであえて同じ物を使ってます。
 
 
さあ、次はいよいよカーボンフレームだ!

5番機のお話1(PRO LITE CUNEO)

さて
 
 4番機で通勤用の足も出来て、本格的に1台組んでみる事にしました。
K2とdefiでパーツは一通り揃ってますが、どうせ作るからには完成車売りより安くて良い物にしたいので
今まで得た知識を総動員し、「安く軽くカッコイイ」 そんなざっくりコンセプトで部品を集めます。
 
まずはフレーム。
これは一番元になるものなので慎重に検討します。
カーボンは値段も敷居も高いのでアルミで調べると、フレームセット(フレームとヘッドセットとフォークのセット)で
 cannondaleのCAAD10が軽いアルミの代表のようなのですが、なにせ有名ブランド品は結構な値段がします。
そこで、ヘッドセットの選択に多少不安がありますがフォーク交換は経験済みなのでフレームとフォークはバラで揃える事にします。
 
で、ネットで色々調べるとaeolusのEOSというフレームがネットのインプレで安くて軽いとか。
PRO-LITEというメーカーのCUNEOというフレームのOEMらしいので、そっちを調べると海外通販のCRCという所で安く買えるようです。
CRCは日本語表示対応しており、ほぼ日本の通販並の手間で買える事が判りましたので見てみると
 
安い!日本のショップで買うのがアホに思えるほど安い品揃え。しかも7000円以上で送料無料とか・・・
 
フレームはサイズや色で割引き率が違うのですが、当時は私のサイズ(48.5cmと小さめをチョイス)だと31100円。もう即ポチです。
ヘッドセットもフレームに合わせ、PRO-LITEのカンパタイプを購入。
50.5cmで1120gらしいので、CAAD10がサイズ56で1130gだから多少重いかなという程度。
1週間ちょいで大きな箱が届きました。
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予想以上にかっこいいです。
重量は実測で1110g。47.5サイズなので妥当な所でしょう。爪で弾くとジュースのアルミ缶のようなペコペコ音。
思いきり握ったら凹みますねw。扱いには要注意です。
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嬉しくてさっそく少し組んでみます。
フォークは前もってサイクリーで色の合いそうな物を入手して置きました。
メーカー不明という事で綺麗ながら7000円だったフォーク。FocusのCAYO用フルカーボン(実測363g)でした。
まるでフレームセット品のような自然さで気に入りました。
シートポストはボントレガーの径31.6mmをサイクリーで買って(980円)、余分な長さを切って300g→255gです。
 
この状態で2200g程度。
K2はビアンキのカーボンフォークつけて3130gだったので超軽く感じます。
defiのtiagraシフターを組もうと思ってたのですが、段々欲が出てきてまたネットで物色し、クランクはアルテ6700があるので
ここは6700で統一!と行きたいのですが、さすがにST6700は高いのでシフターだけ5700で組む事にしました。
FD/RD/スプロケ/チェーン/ブレーキと、結局クランク以外集め直しなので、暫くこの状態で部屋のインテリアとなります。

4番機のお話(ミニベロ CRASH THE ROLL CAKE )

 気がつけば、プレスポの入替えで買ったはずのミニベロ3番機が街乗りには不向きな仕様に。
片道2kmの通勤にも使ってるので本当はママチャリが最適なのですがちょっと違う自転車が欲しい。
気楽に乗れて、安定した停止性能重視で、玄関に置いても場所をとらない・・・という事でまたミニベロを探す事にしました。
で、ヤフオクにて良さげな白のミニベロを落札~~。
 
通販だと3万程度で売ってるようですが、長期在庫の錆汚れ多い物との事で1万円(送料2000円)で
↓これのリムが黒い奴が落とせました。
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CRASH THE ROLL CAKE (重量12.2kg)
・フレーム=アルミ リアエンド幅135mm

・フォーク=スチール エンド幅100mm (1100g)
・ヘッドセット=純正 1 1/8"

・ホイール=エンド幅前100mm/後126mm、前後ボルト軸固定、無名ハブ
・タイヤ=20×1.75(オレンジ)  3.0kg/cm (540g×2)
・チューブ=純正20×1.75用 米式バルブ
(140g×2)
・ペダル=樹脂製折り畳みタイプ
・シフター=サムシフター(6速)
・ブレーキ=無名機械式、ディスクローター径前160mm後140mm

・クランク=170mm、52T (チェーンリング一体式、ギアガード付き)
・BB=旧テーパーBB(68mm-jis)
・RD=シマノ ターニー
スプロケ=シマノ MF-TZ06 6段ボスフリー14-28T        

 軟弱な雰囲気がいい感じ。
defiと似たフレーム形状ですがサイズが全く違い一回りは小さいです。
ディスクブレーキはワイヤー式とはいえ良く効きます。雨でも全く効き味が変わりません。
とりあえずdefiから外した7段スプロケとA050シフターで7速化して乗ってましたが
ちょっとずつ部品を入手して、現状は下記仕様に。

現在
・フレーム=アルミ  リアエンド幅135mm
・フォーク=RST RF-M2-100(for 20")700g
・ヘッドセット=純正 1 1/8"
・ハンドル=bazooka アルミ560mm幅(30カットで530mm)シルバー
・ステム=アヘッド・ロードタイプ、アルミ鍛造、L=100mm-7度シルバー
・ホイール=Ft純正(クイック化)、Rr=,メーカー不明(Rotazハブ)(Ft800g+Rr713g)

・クイック=Defiに付いてたのを流用。
・タイヤ=20×1.75(オレンジ)  3.0kg/cm (540g×2)
・チューブ=純正20×1.75用 米式バルブ (140g×2)
・サドル=coggey
・シートポスト=HL SP-215、アルミ鍛造、シルバー
・ペダル=Wellgo M-21ゴールド (239g)
・シフター=シマノ SL-M510 deore(後ギアのみ)
・ブレーキ=BR-M415、ディスクローター径前後160mm
・ブレーキレバー=DEORE BL-M590  1.5フィンガー
・クランク=クランク=四角BB用FC-1051
・チェーンリング=チェーンリング=simano SG 50T
・BB=旧テーパーBB(68mm-jis)
・RD=シマノ RD-M571 DeoreLX
スプロケ=ultegla CS-6500 12-27T(12-13-14-15-17-19-21-24-27)
・チェーン=CN-HG73 105  

現在重量11kg(ペダル込み)。
フロントフォークはこんなの付けてみました。
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通販で9000円。20インチ用のV/ディスクブレーキ両用なんてあるもんですね。
小径タイヤでも太のでグリップが良く、段差の斜め横断もお構いなしで走れます。 重いですけど。
半径5km以内の移動にはコレ!という移動手段になりました。

3番機のお話(ミニベロ defi)

この時点で持ってる自転車は2台。プレスポとK2ロードです。
クロスとロードが1台ずつで特に不自由はありません。が、K2の改造で血が騒いでしまいました。
何かないかなー。ロードは良いのは入門用でも10万以上するからK2で十分だしMTBにはあまり食指が動かない。
プレスポのサイズが自分には大きめという事があり、どうせなら小さいのを・・・とありがちな逆に振ってみるパターンで小径車を探していました。
 
 小径車は自転車の中でも趣味に走るジャンルとでもいいますか様々な種類があります。
タイヤは6~20インチ、折畳み有り無し、前後サス有り無しに加えて多様なデザイン。見てるだけで楽しいです。
 タイヤは使い勝手を考えると20インチ、ロードバイクをいじった後だったので折畳みとサスは興味無し。
で探すと~5万のリア7段スポーツタイプ、5~10万のリア8or9段、10万~の10段みたいな価格帯ですね。
予算は決めませんが初めから高価な完成車を買って弄れないのは楽しみ半減。当然安い物を探します。
で、またオークションで良い物を見つけました。
 
defi MF2036
defiといえば2016というトラスフレームの物が定番のようですが、ここはあえて情報の無い新型でレアな2036をチョイス。
大きな違いはフレーム形状、フロントが2枚ギア、フロントエンド幅100mm、キャリパーブレーキは比較的まとも
タイヤサイズが1・3/8、フロントフォークが鉄って所でしょうか。
さっそくヤフオクで16000円で落札。(定価20万とか言ってますが流します)
イメージ 1
・フレーム=アルミ(リアエンド幅135mm)
・フォーク=スチール(エンド幅100mm)
・クランク=無名アルミ(チェーンリング鉄52/42)
・BB=JIS68 四角軸110mm
・ホイール=無名(Joytechハブ)前後クイックレリーズ
・タイヤ=KENDA COSMOS 451(20×1 3/8)55~65PSI 米式バルブ
・ブレーキ=ROPMAX RC469ロングアーチ
・シフター=A050(2×7)
・FD/RD=A050
スプロケ=シマノ MF-TZ21 7段ボスフリー14-28(14-16-18-20-24-28)
・サドル=オリジナル 280g
寸法
トップチューブ水平長:550mm
シートチューブcc:480mm
・重量=約・11.5kg(スタンド0.25kg) (ペダル付き実測)
 
 買っただけの状態でも普通に走れます!ww
しかし大きな誤算が一つ。大きいプレスポの代換にするつもりだったのですがプレスポよりフレーム大きいって・・・
これも無知ゆえなのですが、小径車はフレームサイズが少ない(数が出ないので採算が取れないから)ので
大きいものが多いと後で知りました。2016は高さは低いのですが2036は普通に大きいです。
ハンドルもアホほど大きいのでブレーキも遠い。下ハンなんて使えません。
 
しかしここからが楽しみの始まり。またパーツを探し始め、あれよという間に完成。イメージ 2
・フォーク=TRIGONフルカーボンフォーク 435g
・ハンドル=カロイ HB-CR22 ショートリーチ、380幅26.0mm
・ステム=80mmステム 110g
・ホイール=サイクルハウスジロ デオーレLXハブ+R390リム
・タイヤ==20*1 1/8(シュワルベ デュラノ 20×1・1/8)
・チューブ=パナレーサー(451 1-1/8仏式48)
・サドル=FSA、RD-185、ブラック 中空クロモリレール250g
・シートポスト=HL SP-215、アルミ鍛造
・シートクランプ=ヘックスボルト式
・ペダル=Wellgo M-21ゴールド
・シフター==ST-4501 tiagra
・ブレーキ=BR-R450
・クランク=FC-6700 2s170mm52/39t
・BB=SM-BB6700(68mm-jis)
・FD/RD= シマノtiagraFD-4500/RD-4500
スプロケ=CS-HG50-9(11-25)
・チェーン=9速用KMC X9ゴールド
 重量9.2kg(ぺダル込み)。
ボトルケージ取り付け穴は無かったのでフレームに挟んで固定するタイプのミニポンプ台座を加工して付けてます。 
 
 調子に乗ってK2ロードより軽くしてしまいました。
カーボンフォークへの下玉押し圧入は、塩ビパイプを買うのが面倒だったのであさひでお願い(800円)しました。
フルカーボンフォーク、注文のホイールにデュラノのタイヤ、アルテクランク、ティアグラシフターと、
大奮発したとはいえ、車体価格含めたら10万超え・・・アホの見本ですね。
 
 しかし乗って驚き、前は鈍重なクロスバイク風味だったのが、ハンドリングがクイックなロードバイクに近い感覚に。
さすがにタイヤが小さいので巡航速度は劣る気がしますが予想以上に走れます。
K2ロードに劣らないかも・・・・・・・
 
 そして、また悪い癖がフツフツと。
「ミニベロを少し良い部品で組んでコレだけ変わるなら、良いロードバイクって一体どんなん?」
 
行きつけの自転車屋はあさひですし良いロードを試乗させてもらえるお店も知りません。
と言うよりもはや自分で組む事しか考えてませんでした。
「K2ロードとdefiの良いパーツを集め1台分とし、良いロードフレーム入手して移植すればいい!」
(余った部品はまだ走行小の今なら良い値で売れるだろうという打算もあり)
 
 そして3号機は完成→試験走行の後に解体となってしまい幻の機体となりました。
その内機会があったらトラスフレームの2016買って遊ぶのも楽しそうです。