雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

アーマード_ウルトゥス_ブロック3=上部装甲追加(バイクNM4用防寒装備)ナックルガード ハンドバイザー

『アーマード化計画』

防寒性能をNM4のアーマード化(装甲増加)で向上。さらにウェア類をスリム化し下がった防寒性能を電熱装備強化で補う計画。

 

ブロック2=下部装甲追加・・・NM4オプションレッグディフレクター同等性能確保
ブロック3=上部装甲追加・・・ハンドルカバーのアップグレード
ブロック4=上下電熱装備機体給電仕様・・・電熱装備のアップグレード

 

ブロック3=上部装甲追加(ハンドルカバー廃止→グリップ防風装甲追加)

・・・ハンドルカバーは効果絶大だけど見た目イマイチ。(走行中は誰もハンカバなど気にしないが、停車中にバイクにハンカバ付いてると・・・やはり。ねぇ)

   

ネックは見た目だけでなく、使用できるグローブに制限があるのも大きい。

1シーズン使用してみて、ハンカバ+グリップヒータで一番相性がいいのはインナーグローブのみの時」だった(もしくは素手)。

ほぼ外気と遮断されているので風を気にしなくていい。&グリップヒーターの熱を最も効率よく得られる。を両立すると可能な限り薄手なものとなる。

 

ヘタに多少厚めのグローブをしていると逆に素手より指策先冷たくなるという・・・

 

いっそウインターグローブをしたい所だが、分厚いグローブだとハンドルカバーに入らない。入っても出し入れに手こずるので嫌になる。

特にNM4に付けているコンパクトハンドルカバーはコンパクトなだけに本当に薄手グローブしか使用できない。(革1枚のグローブですら手が入れにくい)

 

結局、作業用の薄手裏起毛グローブ(ホームセンター品)で済ましていたのだがずっとこのままで良いわけがない。

 

 

ならばNM4はミラーがカウル一体形状なので、これを延長し手まで防風効果を持たせる!!

実際、そんなカスタムしてる方もいるので、こっそり参考にさせてもらって作成。

 

 

加工しやすい板厚で形状が平面メインとなる為、下部装甲より1.5倍厚い装甲とする。

色はスモークかクリアの2案に絞ったが無難なクリアで作成する。

※材料費=ペットエース1.5mm板(300x450)・・・600円(x2個)

           

・PE/PET板の加工について

なぜアクリル板じゃないのか。

割れやすいから

ペットボトル素材なら薄めなら切ってる時にバリッと割れにくいだろう。という理由でこの素材です。

それでも1.5mmもあれば曲げすぎると割れるが、ハサミで切るときは慎重に。曲げる時は熱せば比較的簡単に加工可能。

 

切断=100円ショップの万能ハサミで1.5mmまでは切れる。なるべく薄い方が加工は簡単。

 

曲げ=PE板やPET板は、ヒートガンで熱するとすぐグニャグニャになるので程よく曲がる程度で止めて形が崩れないよう曲げて完了。失敗してもグニャグニャになってビローンと伸びる状態にならなければ修正が効く。

デイトナのレザーグローブはすっかりヒートガン用の作業手袋になっている。

破材で熱する→曲げる の練習を何度かしてから本番曲げするのがおススメ。

 

---2022/10月 試作品片側装着テスト---

まず左側のみ取付し性能テスト実施。

取付は、脱着性を考慮しスクリーンへネジ止め(赤丸部)&ミラーカウルにマジックファスナー止め(青丸部)。(スクリーンへは躊躇なく穴を空ける)

ミラーのカウル(青丸部)にマジックファスナーを貼り付ける必要があるが、面積を小さくし目立たなくする。両面テープで固定するより脱着が容易だが、マジックファスナーで保持力が持つかが一番の課題。

 

装甲をこの画像以上の高さにするとハンドル切った時にブレーキレバーを避けられない。という所までギリギリ高くした。

 

仮付け状態(下図)からは、ハンドルの上までカバー出来ており効果の程が期待される。

 

NM4のミラーカウルは、ハンドル切った時にブレーキレバーが当たらない高さにある。その上に装甲を設置するのでブレーキレバーは上方向へ回転させる。

水平より少し上向き(自分の使用限界角度)まで上げて、やっと画像のようにレバーとのクリアランスを確保。

 

性能テストの結果、『ハンドルカバーには劣るが効果は絶大であった。

装甲追加した左側は、巻き込み風程度の空気の流れはある走行風直撃がほぼ無い

(ハンドルカバーの場合はその巻き込み風すら無いのだが)

カウルと装甲の間は巻き込み風削減の為に多少隙を設けているが、ここからの侵入風は最も負圧が大きくなる内側に抜けており、手へは向かっていない。

その抜け風も追加装甲により風量自体が減少している。

 

走行風はハンドルを握ったこぶしの上を流れていき手には直撃しない。

左右は拳の外側5cm以上外を流れる為、全面投影面積縮小の為に短縮できそうだ。

 

強度試験の高速走行テスト(MAX120km/h)は、追加装甲全体に多少のたわみがありカウルとの最小隙部が接触となった。ここは完全隙確保よりラバーフィニッシャー追加し当てに行く対策とする。

(走行風/自然風で最大何ミリ隙確保すれば干渉しないか不明であり、隙を設けるほど走行風侵入も多くなる為)

スクリーンへのボルトナット止め部/マジックファスナー部は何の変化も無く、強度問題無く使用可能そうだ。

 

---2022/11月 試作品左右装着テスト---

左右取付し性能テスト実施。

前テスト時同等性能を確認。装甲に追加したフィニッシャーはうまく機能しており、80km/h程度でカウルと接地しそれ以上の速度でも過剰変形も振動も無し。

 

  

横幅を2cmほどカットしたがもっと短縮できそうだ。

 

 

ここで最大の問題が発覚する。

 

装甲のクリアが奇麗すぎて全く目立たない!!

 

いや目立ちたい訳では無いのだけれど、光がうまく反射する角度でないと存在が分からない。無難だからと選択したクリアだが、せっかく作ったので多少アピールはしたいのにクリア過ぎて気が付かないのは少し寂しい。(ワガママ)

 

なので、急遽クリアから主張できるものへ変更する。

シールドに合わせスモークか、いっそアピール目的でミラーか、オズマ・リー・カスタムだから黄色もある。

 

ここでまたビビり発動し上記案で一番目立たないスモークで進める。

(ガラス用スモークフィルム貼るだけなので、気がかわったらミラーかイエロ-になっているかも知れないが・・・)

 

---2022/11月 試作品左右改装---

さらに横幅を2cmほど短縮し、表面にスモークフィルム貼付け。

 

スモークフィルム買ったのに限りなくライトスモークだったよ・・・

まあ、クリアよりは自己主張あるのでヨシとする。(端に黄色貼ってみて様子見)

https://youtu.be/1PgdxG5Zt1E

横幅は初期値より4cm短縮したが、それでも走行風は拳の外を流れるので問題無し。

 

試作品のつもりで作ったが、意外と良くできたのでこれを今シーズン実戦投入する。

決して1.5mm切って曲げるのが面倒になったわけではない。

 

 

ps

後日、やはりスモークでも控え目すぎると感じて裏側から黒に塗装。

より装甲っぽくて良い感じ。