雨ニモマケズ

なんとなく自転車やバイク(オートバイ)なんかの話をグダグダ書いてます。ホンダNM4再販を願います。

コルナゴWorldcup クランク変更(9速クランク+11速コンポ)

WorldcupのFSAのBBからギシギシ音がするようになってきたのでBB交換のついでにクランクも交換する事にする。
FSAのクランクは変速性能がよろしくないとして評判が悪い。今までは普通に使えていたのだが、
最近フロントインナー→アウターへの変速時にガチャガチャガチャガチャいってアウターに上がらない事が多くなってきた。
ワイヤーが伸びたのかと調整したが変わらず。アウター位置をかなり外側(シマノだと外に外れを心配するくらい外側)に振ってもアウターに上がりきらないって何故に・・・・
これが評判の由来かと納得してしまった。46/36でこれでは50/34とかもっと酷いものね。

今使っていないのはシナレロのFC-6750(10速アルテグラ 50/34 )クランク170mmと、以前通勤に使っていたエスケープR3のFC-4550(9速ティアグラ46/34)165mm。チェーンリングを50→46T FC-CX70に変えたもの。
今回交換するのは使っていないクランクでもティアグラを選択。
これは、通勤用ならアルテは勿体ないとかではなく単純にクランクが165mmだから。
身長的に165mmが使いやすいので毎日乗るならこっちが良かった。
今となっては古い9速仕様4500シリーズティアグラだが、調べた処チェーン内幅は9/10/11全て同じでありクランクは何でもいけるというインプレもあったので、ものは試しと交換してみた。
4550のチェーンリングに9/10sの刻印あり。今まで気が付かなかった。


クランク交換は工具もあるし何度もやってるので30分程で終了。

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結果は好調。
(FSAのクランクとBBはまだ使えそうなのでR3に付けてやった。)
BBの異音は消えシフトアップのもたつきも完全解消スムーズこの上ない。
9Sクランクと11Sクランクは歯の幅が違く多少使いにくい覚悟をしていたが全く違和感無し。

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ちなみにFC4550の純正50tチェーンリングはこんなの

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重量はFSA870gに対し826gと少しだけ軽くなった。これがアルテ6750なら690gなのだがクランク長さの方が重要だし。
あとは前タイヤをクローザープラスからGP4000Sに変えたらやる事なくなるな。

COLNAGO worldcup軽量化(ホイール CDX4 等)

タイヤだけpro3 23cに変えたworld cupですが、馴染みの部品に換えるのに加え軽量化をしていきます。

まず定番のサドルとシートポスト。サドルは余っているセライタリアSLR-XP 185gに変更(260g→190g)
シートポストはカットしますが、コルナゴのポスト切るのは勿体無かったので中古600円で買ってあったビアンキのポストを切って取り付け(260g→198g)
コラムスペーサーもカーボンに変更。ロードバイクならコラムカットする所ですがシクロクロスなだけにハンドルを上げる余裕を確保しておきます。

ハンドルは付いてたデダ(外幅420mmドロップ130リーチ75mm)から安くてお気に入りであるKALLOY_HB-CR22(幅380mmドロップ120リーチ70mm )へ。
ステムは中古980円だったdedai zero1。(145gから130gへ)

激重のアルテミス24ホイールは当然新ホイールを購入し交換します。
ディスクブレーキにしたら付けたいと思っていたホイールがあるのですよ。

・ACLASS CDX4(ロード用) 1536g 39000円
リムハイト23mm(リム外幅24mm)でスポーク24/24。9mm/15mmスルーアクスル対応。専用バルブとリムテープを付ければチューブレスにもなる。
日本製ベアリング使用。ディスクブレーキ専用の前後オフセットリム。

アルミリムのディスクブレーキホイールの中では圧倒的にコスパ良いですね。
リム幅がリム外24mm内19mmという事なので公式には28c以上しか履けません。

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CDX5というシクロ用もあり、こちらは少し安く35000円で1700g。リムハイト24mm、リム内幅17mmなので25cから行けますね。
こちらは重い分リムが丈夫に作られているようです。断面見ると確かに丈夫そう。

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つか何故ロード用のCDX4をリム内幅17mmにして、シクロ用のCDX5のリム内幅を19mmにしなかったんだろう。
グラベルロード用だとしても25c履きたい人だって多いと思うのですが・・・
と素人考えで思ってたりします。幅広くした方が強度稼げて軽く出来るとか、何かしら理由があるのでしょう。



ワイドリム/チューブレスレディ/前後オフセットリムのディスクブレーキ用ホイール重量1536g(カンパのZONDAより軽い)が実売40000円以下。


これは買うしかない!


さっそくネットで注文するも売り切れで予約でしたが1か月後に無事入庫し届きました。

新品ホイール開封するのは何度味わっても良いものです。

さっそく箱から出してパーツを確認。クイックレバーとスルーアクスルにする為のパーツが付属しています。

お楽しみの重量測定です。



カタログ重量1556gに対して・・・・実測1635g!!!






こんな物ですよ。ええ。



わかっていても少しガッカリな5%増量中。せめて2%以下に抑えてよ。
でなければカタログ値を1600gにしてくれ。


それでも十分軽いCDX4恐るべし。




このホイールはリムテープが無いので自分で貼ります。
オフセットリムなのでリムの穴が端に寄っていて、リムテープのかかり代が小さくなるので念のため2重にしました。

タイヤは前がパナレーサーのクローザープラス、後コンチネンタルのゲータスキンにします。
両方25cです。25cは履けない規格のリム幅なのですが、無理して25c履かせた時のリスクがタイヤが外れる可能性が増す事。
チューブレスリムなのでこれでもかという程ガッチリ噛んでます。外れるとか何の冗談?と思うくらいです。


ツライチに近い・・・

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そして前輪のオフセットリムは妙な感じ。
走ってて上から見ると、タイヤの右側にだけスポークが見えます。

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ブレーキはそこそこ評価の良いBB5が付いています。上のグレードのBB7は機械式ディスクブレーキで最高評価ですが値段もいい。

BB5も素手でパッド出代調整出来るので便利なのですが、興味のあったワイヤー引き油圧キャリパーを取付け。
前TRPのhr/rd、後はashomaのpcdにしました。
(詳しくはディスクブレーキのページで)
しかしこのバイク、フロントがポストマウントなのにリアだけインターナショナルマウントなのはなぜだろう。
強度的にポストマウントにしない理由が解らん。他のメーカーのはリアもポストマウントばかりですが。
ケーブルだと上から下に繋ぐ事になるので、雨がケーブル内に入らないので有利なんですが 剛性と比較するようなメリットじゃ無いし謎だ。

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↑白色が変えた部分

R3のペダル抜き8.6kgを切り、ペダル抜き実測8450gになりました。(ほぼ実測値と同じ)
クランクはFSAが170mmなので、BBがヘタったらデュラBBと6800の165mmクランク46/36にでも変えようと思います。

ハンドルやステムやクイックを軽いのに変えて、RD/スプロケ/クランクを手持ちの6700アルテで組んで シマニョーロ化(ベローチェシフター+シフトメイト)すればペダル抜き7.7kg行ける・・・・

エルゴパワーで引くアシマpcdに少しだけ興味が湧きましたがさすがに11s→10sは勿体ないな。



インプレは、やはりペダルが軽い!シクロのギア比と相まって非常に乗りやすいです。
ダンシングで車体を振るのもあまり重さを感じません。フレームが硬いから?
ホイールが柔いのと25cタイヤのおかげで乗り心地は悪くありません。良くもありませんが。

ある程度車体の重さがあるので強風でも安定。25cタイヤで多少の路面ギャップも平気。
ディスクブレーキで雨でもお構いなし。

通勤用としては十分すぎる内容になりました。

あと25cタイヤにしたら少しだけ車体が低くなりました。
スニーカーで跨って両足踵を付くと、上通しケーブルに股間が触れるかどうか・・・という位です。

10番機 通勤用シクロクロス COLNAGO WORLDCUP SL 105 2016納車

納車連絡が来たので徒歩で取りに行きました。(イトイサイクルは数キロなので)

ショップ購入初なので少し緊張しつつ、途中で現金21万円を下してより緊張・・・
まずサドル高さをロードバイクと同じ660mmに合わせてもらいます。

おお、予想通りシートポスト出ないな~。

でも思ったより見れるような気がする。

支払いを済ませ、初心者でもないので特に説明も注意も無く納車完了。
ここは駅前だけあって結構混むので、特に週末は長々とは居れません。

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翌日さっそく60km程ポタってみたインプレ

・サイズ50に股下75cmで乗ると、素足で両足踵付くと股に突き上げる。ケーブル上通しなので余計不利です。
トップチューブは6角形、ダウンチューブは四角形の断面ですがダウンチューブが極太です。画像で見てたより大迫力で、 COLNAGOの文字も大きく目立ちます。

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・フレームの板厚は薄く、弾くと軽量アルミに近いアルミ缶っぽい感覚。CAAD10程薄くもないですが思ったよりは薄そうです。
・さすが10kg重いです。エスケープR3の泥除けスタンド付とほぼ同じ重さですが、持った感じ遥かに重い。フレームの見た目ですかね。
 走ってもやはり重い~。32cのブロックタイヤは「ゴーー」という走行音でいかにも抵抗になってそう。MTBっぽい乗り味。
・シフト操作が軽い。これが5800か・・・ケーブル上通しなのにフロント変速も軽々。
・ディスクブレーキ(機械式BB5)はキャリパーブレーキに比べ制動力が多少大きいかなという程度。
 4番機ミニベロ以来のディスクブレーキですが、4番機はもっと素晴らしいブレーキだったような・・・
・硬い!とにかく硬い!これ乗った後にエスケープ乗るとグニャングニャンですが。フロントフォーク辺りは柔そうなんですがリアが硬い感じです。
 
どうやらストラーダSLと同じ材質/構造のフレームのようです。
担ぐ部分のRの補強と上通しのケーブル、そしてホリゾンタルに近いジオメトリー(ストラーダは420サイズからあって、トップチューブ520mmはサイズ450) が相違点。
フォークは別物ですね。アルミコラムのカーボンブレードという点は一緒ですが太さが全然違う。

総括=とにかく重い。

エスケープR3(pro3&軽量チューブ履かせるとペダル抜きで8.6kg)以下の重量にはしたいが、
ディスクブレーキのさほど重さを気にしないシクロクロスでは厳しいか?
物は試しとホイール重量も計ってみます。

ブレーキローター外してタイヤとスプロケ外して~~~。

フロント1070gとリア1209g・・・・

過去見た事のない重さだコレ。


ペダル付き実測重量=10030gと、パーツ構成から推測する車両重量がこちら↓
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取り急ぎ、余ってたpro3履かせてみると一気にロードバイクに近づいた。
回転体の最外部が140g軽くなって、ブロック→スリックになると全然違う。
そりゃあもうR500から7900c24に変えた以上の差がある。

元のタイヤは350gでチューブは130g。思ったほど重くないしマラソン23cよりは軽いんか・・・
でも厚みがなく耐パンクベルトなど無いだろう。砂利道走ったらすぐカットしちゃいそう。形だけ悪路用かな。


次回はCOLNAGO worldcup軽量化作戦。

10番機 通勤用シクロクロス

2013年に通勤用クロスである8番機を作成し使用していましたが、どうしても不満があります。
それは雨の日にブレーキが効かない事。ブレーキパッドが新品ならそこそこ効きます。
でもパッドが減った状態・・・特に残り2部切ったあたりだと全然効きません。電車か!!
しかもブレーキパッド交換と、交換の度にパッドの角度調整していたので手がドロドロになります。

問題は雨の日だけなので我慢して載っていましたが、段々パッド新品でもブレーキの利きが悪くなってきました。
気が付くと、リムのブレーキ面がR形状に擦り減っています。
まさかこんなに減るものだとは・・・雨恐るべし。

ショップに持って行って見てもらいましたがもう寿命だそうです。

いくら通勤用に割り切って買ったホイールとはいえ2年でちょいで使い捨てか・・・
もっと安いのにすればいいけど、今でさえマラソンなんて重たいタイヤで我慢しているのに
通勤がただの健康的な移動手段になってしまいます。
通勤で楽しみたい訳ではありません。もちろん速度より安全最優先です。
しかし、朝晩計2時間もかけている通勤時間、楽しいと楽しくない、どっちがいいかと言えば前者でしょう。

という事で8番機、通勤用アルミクロスと入れ替え用の車種を検討しました。

条件は、
・ディスクブレーキである
MTB以外
・できればドロップハンドル
です。

別にMTBが嫌いではありませんが細いタイヤで軽快に走れる方がいいです。
そして、バーハンドルでも良いですが出来ればドロップハンドル。
週末だけしか乗らないより毎日乗った方が鍛えられるし。

で、候補にあがったのが下記車両です。

・BMC GF02 disc tiagra 240000円→中古なら105が100000円~
・BMC GF02 disc アルテ 420000円→250000円(税込)安!
・BMC AC02 disc alivio 129000円→重い...
BIANCHI ZURIGO disc tiagra 157000円→バランス良し
COLNAGO worldcup SL 105 210000円→嫌いではない

条件的にシクロクロスかディスクブレーキのクロスが候補に挙がりました。
値段が皆アレですね。エスケープ R3のディスク版でもあれば良かったのに・・・

さて、絞り込みを行います。


・BMC GF02 disc tiagra 240000円 9.9kg
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 ほぼ一目惚れのフレームです。黄色があればいいのに年式的にありません。
 中古なら10万円からあるのですが私のサイズ48ではなく51ばかりです。
 形が好きでもtiagraコンポ+重たいホイールで重量10kgが24万は無いな。無い。
 中古で良いのがあればほしいけど冬なせいか全く玉がない。縁が無かったという事でしょう。

・BMC GF02 disc アルテ6800 420000円→250000円(税込) 9.02kg
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 2016モデルには存在しない6800コンポモデル。ホイールも1700gのDT Swissです。
 35cタイヤ履いて9.02kg。25cにすればどこも変える必要ないです。
 在庫処分通販で新品のtiagraモデル並に安い。通販なのは元々完成車を店で買ったことがない自分にとって問題無し。
 ほぼこれで決まり!

・BMC AC02 disc alivio 129000円 11.6kg
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 通勤車に20万以上はちょっと・・・と思い候補に。かっこいいが11kg以上か。
 近所で売ってたセンチュリオンのアルミディスククロスが10万でtiagraで10kgちょいだったような・・・BMCってブランド料高いのね。
 かくいう自分もセンチュリオンは花が無い気がして候補から外したんですけどね。道具として使うなら質実剛健で結構なんですが。

BIANCHI ZURIGO disc tiagra 157000円 ???kg
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 歴史は古くとも実質昔と別会社でしょ?というイメージのBIANCHIですが個人的には結構好きです。
 でもローマやカメレオンテdiscに食指が動かないのは何故でしょ。
 このzurigoはカッコよく見えるのはトップチューブのスローピングしてない所に惹かれるのかな?自分でも謎。
 探しても重量がみつからない。まあ10kg台ではあろう。
価格的にも良い感じです。

COLNAGO worldcup SL 105 210000円 10.02kg
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 へえ。なんかいいじゃない。値段も安くは無いけどソコソコ・・・・でも安いzurigoか少し高くてもGF02アルテの方がいいな。
 という感じで初めは買う気が無かった。



しばらくヤフオクの中古とGF02アルテ通販とzurigoを比べて悩んでいましたが、ここでもう一つ要素が追加されました。

「一度くらいはお店で完成車を買っておくべきでは!」
(後々のつきあいの輪を広げる為にも)

とするとGF02が候補から外れ、BIANCHI ZURIGOがトップに立ちました。
唯一残念なのはクランクが5本アームな事。サイトによっては4本あーむなのですがカタログの絵が5本だし。

さっそく近所の有名なショップ、相模大野のイトイサイクルに行って見ます。


自分「すいません、BIANCHI の zurigo注文したいんですけど」

店「あれー在庫あるかな。いつも早く無くなっちゃうんだよね。今聞いてみる」

  え?まだ1月ですけど・・・モデル発表って9月ごろのはず。


店「×・・・・売り切れです」

俺「ぐおぅ・・・では次案を!!COLNAGO worldcupならどうでしょう!」

店「あれは・・・サイズ的にいかがなものかと・・・」


盲点でした。zurigoが最少サイズ49。GF02が48。
そうです。シクロクロスに使える用途の自転車は小人サイズが無いのです!
だってスローピングしてたら担げないじゃない。(用途的に担がないんですが)

そしてworldcupは最少サイズ50。候補車の中で一番大きい。
身長163cm股下75だとギリギリでしょうが乗れなくはない。
そう判断しほぼ即決で注文しました。

ここは基本1割引きなので消費税分入れてほぼ21万です。

そして注文から1週間かからず納車可能の連絡がきました。

次回はCOLNAGO worldcup納車→インプレです。

シクロクロスにディスクブレーキ

通勤用にシクロクロス導入しました。
その関係でディスクブレーキを何種類か検討したのでインプレしてみます。
そういや4番機ニミベロもディスクブレーキだったっけか。


■Avid BB5=完成車付属

安価で良くできたロード用機械式ディスクブレーキ。パッド調整に工具不要!

○長所
・安価
・ブレーキレバーの引きが軽め。
・雨でも制動力低下が小さい(キャリパーブレーキ比)
・制動力が高い(キャリパーブレーキ比)
・トラブルに強い(構造がシンプル)
・パッドのセンタリング調整が工具不要(外側パッドはBB7のようなダイヤル調整は出来ずワイヤーストローク調整となる)
・下りでフルードの熱を気にしなくて良い(機械式discの為)

×短所
・重め(本体174gだが付属の角度調整ネジが22gで計196g)
・タッチが悪い(片押し機械式の為)
・パッドが片減りする(片押し機械式の為)
・パッド減ったらセンタリング調整が必要(片押し機械式の為)
・パッド交換でホイール外す必要あり。
・雨だと鳴く。トランペットを軽く鳴らす位の音量で結構目立つ。


■ashima pcd=(定価21000円左右)、通販17500円で購入。

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ロードバイク向き(細いタイヤ向き)ワイヤー引き油圧ディスクブレーキ。
ロックしにくく後輪ブレーキには最適。

○長所
・安価(hy/rd比半額)
・軽量(本体145g,ネジ10g=計155g, しかもディスク82g)
・ホイール外し状態でレバー握ってピストン戻らないという心配が無い(油圧だがリザーブタンク無し構造の為)
・パッドのセンタリング調整が自動(ピストン両押しの油圧である為)
・雨でも制動力低下が小さい(キャリパーブレーキ比)
・初期制動力とタッチが良好(機械式disc BB5比)。ヤビツ下りならブラケットポジションで楽に降りてこれる。
・制動力がマイルド。パニックブレーキでも前転やスリップダウンしなさそう。
・パッド交換が簡単(ホイール外す必要無し)
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上から簡単にパッド交換出来る。



×短所
・ブレーキレバーの引きが重め(機械式disc BB5比。リターンスプリングが固めの為)
・パッド消耗時のストローク調整が手動(油圧だがリザーブタンク無し構造の為)。
・最大制動力が弱い。ブラケットポジションでは急制動に握力必要。
・最大制動力までのブレーキレバーを引く力が大きい。下ハンでなければ無理。
・初期制動から最大制動力までのブレーキレバーストロークが大きい。(キャリパーが広がってしまう為)
・下りでフルードの熱を気にする必要あり(ヤビツ下りはノートラブルだったが)
・雨だと盛大に鳴く。目立つ目的でトランペット吹き鳴らすレベルの音鳴りがする。パッド面取りと鳴き止めグリスで軽めブレーキは鳴かなくなったが強めブレーキで盛大に鳴く。
・ピストンがブレーキかかったまま戻らなくなった。本体のレバーも戻らず、リターンスプリングが何かに引っかかっているよう。
一旦外して単品状態にしても本体のレバーが引っかかる感じで戻ったり戻らなかったり。 パッド外したりレバー動かしているうちに治ってしまった。



■TRP hy/rd(定価19000円片側のみ)、通販9000円で購入(片側のみ)

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重いが秀逸のワイヤー引き油圧ディスクブレーキ。

○長所
・パッドのセンタリング調整が自動(ピストン両押しの油圧である為)
・パッド消耗時のストローク調整が自動(油圧リザーブタンク付構造の為)
・ホイール外し状態でレバー握ってピストン戻らないトラブル防止のロックがある。
・雨でも制動力低下が小さい(キャリパーブレーキ比)
・初期制動とタッチが良好(機械式disc BB5比)
・制動力がマイルド。
・最大制動力が強い(pcd/BB5比)。ブラケットポジションでも強力な制動力がある。



×短所
・高価(定価が前後で4万近い)
・重い(本体210g+ネジ10g=220g)
・ブレーキレバーの引きが重め(機械式disc BB5比思いがpcdよりは軽い)
・下りでフルードの熱を気にする必要あり(ヤビツ下りはノートラブルだったが)
・パッド交換でホイール外す必要有り。
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リザーブタンクが邪魔で上からはパッドが抜けず車体を逆さまにしてホイールを外す必要あり。




自分のシクロには前hy/rd、後pcdを取り付けているが、通勤に使わないなら前後pcdにするだろう。
短所も長所も多いpcdだが、急制動が弱い以外は些細と言っていい短所しかないので総合的には1番にしたい。
しかしディスクブレーキにする目的が制動力の向上であるならば、急制動が弱いのは致命的な短所でもある。とはいえロードバイクにとっては十分とも言えるので雨で乗らずディスクロードに付けるならこれかな。
一番使えるのはhy/rd。制動力も操作性も操作感もこの中では一番で雨でも鳴かない。(ネックは価格と重量だけ) 
pcdにもう少しだけキャリパー剛性があれば・・・と思わずにいられないが、それゆえの軽さでもあるから仕方なしか。
あとは耐久性がどのくらいあるか。pcdはすぐ壊れなきゃいいけど・・・実際一度ブレーキ効きっぱなしになった事もある。

ビンディングについて

ロードバイクに乗り始めた人がまず導入を悩むであろうパーツ。
スキーなら転んでも雪だがロードバイクアスファルト。しかも横には車も走っており、

「足がペダルに固定!?いやいやいや無理無理。」

と誰もが思ったであろうパーツ。



しかし、使ってしまえば

「ロードでフラットペダル?いやいやいや無しでしょ。」

と言う不思議パーツでもある。

導入に躊躇う方はまずSPDから試してみてほしい。


まずビンディングペダルには大きくマウンテンバイク用とロードバイク用で2種類ある。

■マウンテンバイク用(シマノでいうSPDペダル)
 山道を走るのに都合が良いようペダルの表裏両面で固定でき(表裏が無い)脱着が簡単。
砂や泥が詰まりにくい構造で悪路走るならこちら。
クリート(シューズの裏に付ける固定用のパーツ)がシューズの底に隠れて出っ張らず、
自転車から降りて走ったりもできる。

ロードバイク用(シマノでいうSPD-SLペダル)
 舗装路しか走らない。一度装着したら外す事は少ない。というロードバイク用。
軽量化の為固定構造がペダルの片面しかなく、裏表使い分ける必要がある。
ペダルを踏む面積が大きく楽。クリートも大きく、立つとつま先上がりとなり滑りやすく、
歩くこと等微塵も考えられていない。


つまり、一日走って降りるのは休憩だけ。しかもほぼ歩かない場合はロード用。
休憩時に観光したり、歩きが入る場合はマウンテンバイク用が向く事になる。
ロード用ビンディングで歩くならクリートカバーというパーツを持ち歩く必要あり(100mも歩くとクリートがかなり削れてしまうので)
ただし初心者は装着が簡単なマウンテンバイク用から入る方がいいらしい。
両方試したが、ロード用クリートは歩く時に気を使う。プラスチック製なので滑るのだ。
アスファルトならいいが、タイルだったりするとかなり危険なので注意が必要。
マウンテンバイク用は歩く走るはほぼ普通の靴のよう。クリートが金属製なので地面と当り多少カチャカチャ言うが滑るという事はない。


さて、今迄何種類か使ってみたので紹介してみよう。



SPD PD-M540(350g)+マルチクリート
 

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 初めて使ったビンディング
シマノのマウンテンパイク用であり、ペダルの両面にキャッチ構造があり適当に踏むだけで固定される。
ロードバイクで使う場合は初心者向きと言われておりとりあえずこれを購入。
脱着はカチカチと節度感があり小気味良く、適当に踏むだけで嵌まるのでまさに初心者向き。
クリートにはシングルリリースタイプとマルチリリースタイプの2タイプあり、シングルは回転方向に回さないと外れない。
マルチは斜め方向とかでも大きな力を入れれば外れるそうです。
走ってる時に引っ張っても絶対外れない気がする。
踏み心地は「SPDは点で踏んでる」というのが良くわかり、クリートを中心にグニグニ回る気がする。


LOOK Keo easy(250g)

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 ロード用ビンディングを使ってみたくなり、中古で安かったので購入(2000円くらい)。
シマノ/LOOK/TIMEの3社がメインの様だったのでどれでも良かった。
これはキャッチの固定力を変更できない構造で初めから非常に軽く捻るだけで外れる設定となっている。
軽すぎて意図せぬ処で外れてしまう時があり、慣れれば固定力調整出来るか、も少し固いものが欲しくなる。
ロード用なので片面しかキャッチ構造がなく反対側を踏むと滑って危険。
左足に体重乗せて踏んだ時に裏踏みしてしまうと脛をペダルに強打したりする。
急な上り坂で渋滞に遭遇すると、1発でキャッチ出来ない時は少し焦る。



LOOK QUARTZ CARBON Cro-moアクスル(230g)

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keo easyの片面キャッチが面倒なのと、 M540の左右350gに対して230gと軽い事から入手。ヤフオクで新品8000円くらい。
装着=ガチッ
外す=グニンッ(のあとに足を引っこ抜く感じでやっと外れる)

節度感など微塵も感じない。外すのが固く、足首を捻った状態で上に引っ張らねば外れない。 速攻で捨てようかと思った。
大抵外そうとするのはペダルの上死点なので、そこから上に引っ張るのは関節可動域的に力が入らない。
外せるようになるまでは本当に捨てようかと思った。
新品時は外すのが本当に固く、初めて付けた時は捻っても外れず困るが使用するうちに段々柔らかくなってきた。
慣れてからは踏み代大きく両面固定が楽なのが気に入り、一時期は全部QUARTZ になった。



LOOK QUARTZ(290g)

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QUARTZ CARBONが気に入ったので全部これにすべく中古で購入(2000円くらい)。
マイナーパーツのせいか中古だと安いので2セット(黒と赤)購入してしまった。
carbonと違いバネが柔らかく脱着が簡単。シマノSPDとどちらが初心者向けかと聞かれたら悩む。
新旧あるのか針金の形状が2種類あり280gと290gだった。



LOOK Keo CARBON Ti(198g)

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ロード用の踏み面の大きさを再度実感したくなり中古8000円くらいで購入。
軽いし固定力も調整出来るし非常に良い。走るだけならば(脱着を考えなければ)やはりQUARTZよりこっちの方が楽。
ロード用ビンディングの良いところはシューズもロード用の軽く固いものが使えるところ。
同じロード用でも、SPD-SL用とSPD用(ツーリングシューズ)では片側50g以上違います。
ペダルやシューズは重さより重量以外の部分を重視するのが一般的ですが、貧脚な自分には特に回転体の細かい積み重ねが効くので。
(例えばペダル50g+シューズ100g、リム50g+チューブ30g+タイヤ20gと、これだけ違ったら走行後の疲労感全然違います)



現在は中華にLOOK QUARTZ CARBON 、ピナレロにLOOK Keo CARBON Tiを使い分けています。
観光兼ねたポタリングは中華、通常走る時はピナレロでの使い分けって事ですね

9番機=ピナレロFT1シマニョーロ(2013)

暫くの間ロードは5&7番機の2台体制で乗っていました。
5番機=アルミロード サイズ48.5(6700/5700組み)約7.8kg
7番機=中華カーボン サイズ47(シマニョーロ6700)約7.15kg

アルミとカーボンの違いはあれど特性が同じ・・・ように思え、出先で「あっちで来た方が良かったかな」と思ったりして
どっちか1台で十分だなと感じ始めました。
この際、無名ブランドでなくちゃんとしたメーカー品に入れ替えてみるか!
今更遅いと思わず新たな自転車購入の理由が出来た事を喜ぼう。
という事で9番機作成計画の立案です。

で、どのメーカーがいいか。
シナレロ持ってるんだからピナレロでいいじゃない!!な理由でピナレロに即決。

フレーム探しを始めますが、FP*とかクワトロ/パリとかどれが良いのか良くわかりません。
ドグマがいいのは判りましたがフレームで60万はさすがにアホな自分でも買えませぬ。

ネットで探していると、在庫処分時期には安くなるもんですね。3割4割引きあたりまえ!みたいな。
たまたま見つけた大幅割引きのトライアスロンモデルが目に留まりました。やっぱエアロっていかっこいいね!
重いみたいだけど、せっかく良いの買うなら少しぶつけて破損とかやだし重くても丈夫そうなのがいいや。軽いのは中華があるし。

という事でお店に在庫確認してで購入。3年前の在庫らしく、なんと定価358000円→139800円。6割以上安いです。
フレーム&フォーク&ヘッドセット&BB&シートクランプで実測2330g。フレーム1450gだっていうからフォークが700gくらいかな。
シートポストが専用品で300g以上ありましたがカットして280gになりました。
こちらは重量が重過ぎる気もするので、シナレロのコンポをシマニョロ→6700にしてFT-1をシマニョロにします。
その他の部品は5号機=アルミロードから移植です。

ホイールをどうするか悩んだ末に新規購入する事にします。
今持っているのが下の2本です。

Pro-Lite Bracciano 公表重量1485g(リムテープ含む実測重量=1532g) リムハイト27mm
WH-7900-C24-CL 公表重量1395g(リムテープ含む実測重量=1450g) リムハイト24mm

Pro-Lite BraccianoはシルバーなのでFT1やシナレロには合わないし、7900C24と比べると下位互換という気がしないでもありません。

条件は、7900-C24並の性能でクリンチャー、10~20万という事にして下の3つのどれか
SHAMAL 10万 公表重量1425g(リムテープ不要)(シマノフリー+40g,カンパ詐称+50g=推定重量1515g)
BULLET ULTRA 12万 公表重量1590g(リムテープ不要)(シマノフリー+40g,カンパ詐称+50g=推定重量1680g)
WH9000C35 18万 公表重量1488g(リムテープ別)(リムテープ+30gx2=推定重量1548g)

この中で9000C35は20万近い値段だし、重量はPro-Liteと変わらない。リム軽いんだろうけど。
SHAMALもカンパフリーで詐称重量でなければ素晴らしいんですけどね・・・
見た目はBULLETが一番ですが・・・WH6800と変わらん総重量(しかもリムは6800の方が圧倒的に軽い)
結局、軽いのは7900でいいし、重くても巡航には関係ないや!で見た目重視のBULLET ULTRA USBを購入しました。
万能ホイール7900C24の優秀さを実感したホイール選びでした。
(BULLETの空気抵抗が体感出来るほど違うのかだけが唯一の期待です。)
しかし少しでも軽くはしておきたいのでスプロケCS-7900 10s 11/25tを買って取り付け。


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↑画像はTTバー付けてます。

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↑フレームとフォーク重量は、実測2330g(フレーム&フォーク&HS&BB&シートクランプ)から逆算してます。


走り出しが7900C24より重い……さすがバレット。ウルトラとはいえリム重いです。
乗ってみた感じですが、リムの重さとフレームの重さが相まって8.2kgとは思えない重さに感じます。
最近7.15kgのロードにばかり乗ってて8~
9kgのロードの感覚を忘れてしまってますね。
サドル後ろにボトルケージを付けたせいかダンシング時車体を振るのも重いです。
しかし、スピードが乗ってからは「おお!」という時が。
速度でいえば35km/h以上で車体が軽く感じ今まで感じた事のない伸びるような感覚が。
でもこの速度で走れるのは数分ですが…
見た目がいいから良いでしょう!

シフターは、今までカンパベローチェ+シフトメイトを使っていました。
ブレーキフィールとか最高なのですが、少し不満を上げるならシフト調整のシビアさです。
必ずどこかでチャラつきが発生します。別に実害は無いのですが、気にならない...と言い切れない微妙なレベルのチャラつき。
シマニョーロには数種類方法があって、組み合わせるシフターやスプロケの段数と構造で使い分ける必要があります。
今迄は

・シフトメイト使用
エルゴ=ベローチェ(10sパワーシフト)
ディレイラー/スプロケ=シマノ10s

だったので、シフトメイトでシマニョーロ化が一般的になります。
別の組み合わせとして

・イコールプーリー 使用
エルゴ=カンパ11s(ウルトラシフト)
ディレイラー/スプロケ=シマノ10s

というパターンがあります。こっちの方がチャラつきが出にくいようですのでフレーム入れ替えのついでにトライしてみる事にします。
シフターは・・・カンパニョーロ レコード!!!国内定価6万以上、実売5万台で自治区でも4万を超える。

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11sウルトラシフトならなんでもいいのですが、この形に一目惚れ。


イコールプーリーはヤフオクで3000円くらい。
エルゴのシフトケーブルを巻き上げる部品を交換するだけ。非常に簡単です。

メーカーサイト
http://www.growtac.com/?page_id=475


シフトメイトはケーブルを変える度に滑車にケーブル通すので少しだけ面倒なんですが
イコールプーリーは一度付けてしまえばあとは普通に組むだけですが、悩むのは11sの余分な1段をどこで殺すか。
トップ側で1段空打ちさせるか、ロー側に幻の1段(ディレイラーの作動範囲外に1段持ってくる)を作るか。
とりあえず何も考えずに調整してみたら自然と後者で調整出来たので、深く考えずにこれで行きます。

インプレ
シフトダウンの操作感は変わらずですがシフトアップ時は別物です。
ベローチェはパチンパチンと軽くボタンが押せますが、レコードはボタンが重い。
しかもガチン!という硬い音。
初めはボタン押せなくて壊れてるのかと思った位。
そしてシフトメイトよりシフトアップ時の反応が良いです。
シフトメイト時は、シフトレバー押してからワンテンポおいてスプロケにチェーンが切り替わる
「パチン」→「ガッシャン」という感じでした。

イコールプーリーはこの感覚が非常に短い。
「ガチガシャ!」(ガチがシフトレバーの音、ガシャがスプロケの音)という感じでラグがほぼありません。

シマノSTIシマノコンポだと
「パチシャコ」
という風に、音と振動だけでは本当にシフトアップしたのか?と思うほど非常にスムーズです。
しかしレコードの硬いシフトアップボタンは慣れると病みつきになります。しかもリアの多段シフト(一度の操作で5段シフトアップまで可能)は、フロントのシフトダウンと同時に行うと非常に便利。
シマノのスムーズさも良いですがエルゴのいかにも操作してる感はテンション上がります。

そして当初の目的だったチャラつきもほぼ完全に解消。
フルシマノと比べれば多少シビアでチャラ付く部分もありますが、多少チャラつくかな?というレベル。

また、驚くのはエルゴのグレード別の差です。
ベローチェ比シフトの操作感は全く違うのですが、レバーの握り心地やブレーキ操作に関してはほぼ差がありません。
シマノSTIだとグレードで形状や剛性が違いますが、エルゴは左右でベローチェとレコード混ぜても 全く気にならないレベルです(レバー材質違いの肌触りの差くらい)
まあカンパはブレーキキャリパーがレコード/ケンタウルとアテナ以上の差が天と地(価格も)ですので
フルカンパで組めば制動性能自体の差は大きいでしょうが。

あえて欠点を挙げるならば、エルゴはシフトダウンのレバーが重い。
シマノと比べるとレバーが小さいので(シマノSTIはブレーキレバー自体を倒す)不利ですが、
これはシフトケーブルをデュラのテフロンコーティングとかに変えればかなり良くなるでしょう。
高いから変えないけど。